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2021年振り返り

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今年もあと少しで終わろうとしています。
2021年を振り返ると、とても濃い一年でした。

2021年の幕開けはテルメズからシャフリサブズを経てサマルカンドに居ました。
お正月、お店はどこも空いておらず、ケバブとポテトチップスのみで飢えをしのいだりwww
コロナ禍にウズベキスタンに居たのが幸いし、日本のような制限は特になく、モルジブやキルギス、帰国前にはエジプトにも旅行に行き、家族の濃い時間を過ごすことが出来ました。
こんなに家族でずっと旅をすることは、子供達の年齢を考えるとおそらくもう無いと思います。
そう思うと、人生の中で本当に貴重な一年でした。

また、夏に母子で先行帰国し、旦那は単身赴任に。
子供達は日本の学校に転入し、長女の高校受験も本格化しました。
それに伴い、私も社会復帰すべく就活をして仕事が決まったりと、環境も大きく変わりました。
が、環境に順応するのがとにかく早い私たち。
今はすっかり新しい環境下で楽しく生活しています。

そんな中、私の癌騒動があったりしましたが(精密検査の結果、結局なんの異常もなかった事が判明)
実は今から1週間前に更なる騒動がありました。

数日前、旦那が珍しくお腹張ってて痛いと言うから、心配して病院に行くように勧めました。
旦那が通院した日、私は新しい職場で仕事中で朝からバタバタしていました。
そして夕方にLINEを見たら…
なんと!旦那はただの腹痛ではなく盲腸だったらしく…
しかもすでに一部破れてて、普通なら痛さでのたうち回るレベルらしく、緊急手術
コロナもスルーした旦那は、盲腸の痛みにも鈍感だったらしい
「なんかよくわからんまま、あと1時間で手術」と
今まで手術した事ない旦那。
人生初の手術がウズベキスタンだなんて
さすがチャレンジャーすぎる
病院の先生、英語通じません。不安なことばかり。

さらにネットで虫垂炎のことを無駄に調べてしまったが故、不安倍増して、携帯睨みながら旦那の連絡を待つこと数時間。
日本でも、盲腸から腹膜炎になってしまうと命を落とすこともあると聞くので、心配で心配で。生きた心地がしませんでした。
自分の病気の疑いがあった時よりもずっと心配。
もし術中に何かあったらどうしよう。なんでこんな時に私は旦那の側でなくて日本にいるんだと泣きそうでした。

旦那から、術後「今麻酔から覚めた」と連絡あったときは安心して本当に泣いた

翌日医師から聞いたところによると
病院に行ったときは「そもそもこんな状態で普通に歩いて病院に来ていることが信じられん」という状態だったらしい
そのためすぐに緊急手術になったらしいけど、結構大変な手術で、普通は40分から1時間で終わる手術が2時間半かかり、術後膿を出す管も普通は一本なのだけど、翌日までは2本体に入れられているのだとか。
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しかし旦那は医者も驚く回復力で、翌日には普通に歩いてトイレに行き、腸も動き出したからスープなどの食事もとりはじめたらしく、うちの旦那はもしかしたら地球人ではなくサイヤ人なのかもしれん

病院は暇だと言うから「暇なら院内散策して写真送って」とお願いしたから、早速院内散策して写真を送ってくれました。
病室は、ウズベキスタンの地方のホテルみたいな一室に患者二人。
旦那の同室の人は胆石の手術をしたおじさんだったらしい。
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個室にして貰えば?と言ったら、個室は無いと言われたらしいが…。あるでしょ、絶対。
病院は閑散とし、医療設備も立派なものは無さそうな感じ。

そして術後3日目にはもう退院!
早っ!!!
この朝は具入りのスープとキョフテとマッシュポテトとディル入りヨーグルトサラダを食べたらしい。
日本の看護師の友達曰く、術後3日でその食事は日本ではあり得ないことだと、、、。
朝、旦那が、「少し頭が痛い」と医師に伝えたら「寝過ぎて頭ボーってしてるんじゃない?コーヒー飲めば?」とコーヒーくれたらしい(笑)で、コーヒー飲んだら治ったから名医なのかも、と(笑)

超音波では異常無し。熱も無し。押しても痛くないから「退院していいよ」と言われたらしい。
私的には早すぎて不安…。
そのほか旦那から聞いたウズベキスタンの病院のヤバいところ
①そもそも手術室が無菌室じゃない。ドア開けっぱなし。
②毎朝診察時に「熱ある?」と聞かれる。普通、看護婦とかがきちんと測るんじゃないの?「たぶん熱は無い」と答えたら「ハラショー」と医師が答え、終了。体温計は使わず、感覚のみの診断。
③「ちょっと喉が痛い」「なんかまだ少し腸が攣ってる気がする」と旦那が言っても、最後にはすべて「ハラショー!ニェット プロブレム!(大丈夫!問題無し!」でスルー。
無事に手術を終えたから良いにしても、これ聞く限り不安しかない
旦那だったから助かったけど、普通の人ならやばかったのでは…

それでもなんにせよ、治って本当によかった!
と、思いきや、、、。旦那、年末に帰国しないので暇だからと、なんと、ウズベキスタンのアンディジャンに一人旅に。
大丈夫かなぁ。傷口開かない?
術後は免疫力下がるけど、コロナは大丈夫?などなど心配は尽きない。
旦那の身体を旦那自身に任せるのが不安すぎて困る

そんなわけで、今年最後の1週間は波瀾万丈でしたが、厄落としと思って、来年もまた張り切って楽しく生きます!!

今年お世話になった皆様、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

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ブログ紹介

ウズベキスタンへ飛んじゃった

http://livedoor-blog.uzukonikki.com/

2019年に主人の仕事でウズベキスタンにお引越しした駐在妻。タシケントにて、13歳と11歳の娘の子育て中。英語もロシア語もウズベク語も話せないけど、魅力いっぱいのこの国で日々楽しく生活してます。

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