祖母の一周忌の法事に。
コロナ禍なので、親戚も呼ばず、家族のみで。
この日、娘たちは運動会があるため参加出来ず。
法事の予定後に決まった用事なので仕方ない。
会うたびに大きくなっている姪っ子と甥っ子たち。
お坊さんがお経をあげてくださっている間も、とても良い子に大人しくしていました。
相変わらず、祖母が死んだという実感がもてないでいる私。
ウズベキスタンに発つ前、最後に握った少し冷たいけど体温を感じることが出来た手の感触とかをしっかりと覚えているので。
でも時々、ふとした拍子に「ああ、もう鎌倉に帰ってもババに会えないのか」と思い出し、胸がギュッとなります。
法事の後は、横浜の崎陽軒にてお食事。
お肉が好きだった祖母。
「法事のメニューじゃなくてもいいよね」ってことで、飲茶や中華ちまきなどもあるセットを。
御座敷の個室を予約してよかった。
子供達もリラックスして食べることができました。
可愛い可愛い甥っ子が
「ウズ子ちゃんにあげるー」って、ケムシ芋虫シールをプレゼントしてくれました。
「わー嬉しい!お礼に今度甥っ子くんにこの中の芋虫を捕まえてお手ての上に乗せてあげるね!どれがいいかなー?あ、このトゲトゲの芋虫とかどうかな?」って言ったら、
ちょっと困った顔して俯いてる
かーわーいー!!
可愛い子を見るといじめたくなる私。
以前、蝉の抜け殻を
「甥っ子くんにあげるー!」って服につけてあげたら、すごい困った顔して無言
「ママ、ほんと、近いうちに本気で嫌われるよ」と後に娘達に言われた
帰宅して喪服を脱いで、一休みしながら、再び祖母の事を想う。
実家の祖母の兄妹姉妹は、とにかくパワフルで。
親戚の集まりなどがあると、とにかく賑やか(笑)でも、もうみんな天国に行ってしまった。
ついこの間まで賑やかだったのに。
時が経つのは早いな、と、最近特に感じます。
先日、アルバム整理をしていたら、祖母の弟である大叔父が描いてくださった長女のスケッチを見つけました。
絵がとても上手な大叔父で。こうやって、サラサラとスケッチブックに絵を描いてくれる。
なんとも味のある絵だったので、「頂戴」ってもらった絵。
これを描いてくれた大叔父も、今はもういません。
ちょっとしんみりした日。
でも、しんみりしていたら、運動会を終えた娘たちが帰宅して、ぎゃーぎゃーと運動会の感想を話してくれて、元気出ました。
時が経てば、人は死に、子供たちは成長する。
命が引き継がれていくんだなぁ。
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