帰国子女枠を一番有効に使うことができるのが大学受験だと言われています。
大学受験の場合、アメリカのハイスクールを6月初旬くらいに卒業して、その後日本の予備校に通うといったパターンが多いですが、
予備校はたくさんありますが、帰国子女専用のコースがある予備校を選ぶのがおすすめ!
今までに何人も帰国生を指導してきている実績があるので、すべてお任せで安心!
さらに、周りも同じ境遇の帰国子女ばかりなのでなので、共感できたりライバル心に火がついてやる気が出たり!
今回は、帰国子女が大学受験のために通う3大大手予備校を比較してみます。
帰国子女コースがある予備校の比較表
大学受験のためで、さらに帰国生コースがある代表的な予備校はこの3つ
私の友達のお子さんも、この3つを見学していちばん合う予備校を見極めたそうです。
大阪市浪速区 東京都新宿区
東京都文京区 東京都千代田区 コース 文系:3コース
理系:3コース
基礎力養成文系
夏期講習
第2学期
冬期講習 特別選抜:2コース
選抜文系:3コース
選抜理系:3コース
夏期講習
冬期講習
かわいきこくWeb 文系:5コース
理系:3コース
夏期講習
冬期講習 合格実績 早稲田大学43名
慶應義塾大学40名
上智大学45名
など 早稲田大学36名
慶應義塾大学30名
上智大学26名
など 早稲田大学73名
慶応義塾大学78名
上智大学51名
など 費用 7月頃~3月頃まで
780,000円
など 一期・二期
720,000円
など 6月~11月頃まで
740,000円
など 寮 あり あり あり 公式サイト 代ゼミ国際教育センター 河合塾海外帰国生コース 駿台帰国生大学受験コース
帰国子女用の予備校は、すべて東京のど真ん中にあります。
東京近郊からであれば通学も可能ですが、もし地方に住んでいたり子供だけを帰す場合、
いきなり一人暮らしをさせるのもちょっと心配。
きちんと起きれるかな?ご飯は食べてるかな?寂しくなってないかな?頑張りすぎて体調崩していないかな?
都会の刺激に負けて勉強しなくなっちゃったらどうしよう…
なんていう不安も、寮があれば解決ですね。
帰国子女の大学受験予備校の選び方今回ご紹介する3つの予備校に関しては、どこを選んでも間違いはないと思います。
値段もそれほど大きく変わったりはしません。
ただ、やり方に合う・合わないは若干あると思うので、できるだけ見学してから決めましょう。
そしてもう一つ見落としがちなのが、
寮から塾までの距離です。
もともと東京出身で都内の移動になれているなら、多少電車に乗っての通学は苦ではないかもしれませんが、
地方出身者で、初めて都内で暮らす場合、やっぱり心配ですよね。
私はいまだに新宿駅と東京駅は怖いです…
そんなところもチェックしながら、予備校を選んでみてください。
代々木ゼミナール 国際教育センター
代ゼミは寮がすごい!
うちの子の友達が何人か代ゼミの寮に入っていたけど、話を聞くと本当にうらやましいという言葉しか出ないくらいの素晴らしい寮です。
新宿駅徒歩5分の好立地。
部屋からの眺めも良く冷暖房等必要なものはすべて完備!
同じ建物の中に予備校の教室があるので、通学になれていない帰国生が新宿駅で迷子になることもありません。
食事もしっかり管理してくれるので、親元を離れ一人で日本で頑張る子供たちのサポートもばっちりです。
定員 男子 50 名、女子 30 名帰国生限定部屋数 男子 20 名、女子 20 名 共有設備 レストラン・自習室・空中庭園・その他校舎設備 部屋設備 冷暖房・クローゼット・ロールブラインド・机・椅子・本棚・ベッド
・寝具一式(シーツなどのカバー類は月1 回無料交換)
・洗濯機(乾燥機能付)・冷蔵庫・IH クッキングヒーター・浴室乾燥機 食事 15階レストランにて、栄養バランスに配慮したメニューが毎日朝晩 校舎まで 代ゼミタワー「学」「住」一体 26 階建
1~14 階:総合案内センター、教務室、教室など
15階:スカイレストラン
16階:空中庭園
18~25階:学生寮フロア 寮費 月額 158,100 円(1日2食付・食費管理費等込)水道・光熱費は別
※金額は変更になる場合があります 寮のページ 代々木ゼミナール学生寮入寮案内
河合塾 大学受験科 海外帰国生コース
河合塾の寮も、新宿まで埼京線で約10分という好立地にあります。
エントランスには常時管理人が生徒を見送り、帰りを待っていてくれます。
ユニットバス・トイレ完備の個室なので、そこでしっかりと勉強することもできますが、
自習室でみんなが頑張っている姿を見ながら勉強することもできます。
寮フェロー(学習アドバイザー)に質問することもできるので、合格までしっかりとサポートしてくれます。
毎日朝晩のご飯も、管理栄養士がしっかりと栄養計算をしてくれた日替わりメニューなので、
きちんとご飯食べてるかしら…という心配もありません。
定員 河合塾専用寮(男子寮2棟)のほかに、河合塾推薦の寮や学生会館あり 共有設備 食堂/ラウンジ/自習室/コインランドリー/飲料自販機/エレベーター/電子レンジ※/インターネット接続(共用パソコン/自習室Wi-Fi対応)寮でも学習アドバイザーに質問できるサポートあり 部屋設備 ユニットバス/冷蔵庫/ベッド(リースふとん)※/机・椅子・ライト/本棚/エアコン 食事 栄養士の考えた栄養バランスの良い日替わりのメニューを毎日朝夕提供 校舎まで 本郷校:JR京浜東北線・東京メトロ南北線で約20分、後楽園駅4b出口から徒歩2分 寮費 月額147,500円~(水道光熱費込み)初回のみ入寮費及びその他で415,000円~ 寮のページ 東京飛躍寮 東京啓発寮 推薦寮も多数
駿台 国際教育センター
駿台の寮・学生会館
駿台は「指定寮」になります。
都内各地に複数の「指定寮」があるので、予備校校舎まで一番遠くて1時間くらい通学に時間がかかります。
その分、上記二つの寮よりはリーズナブル。
合格後の通学のことを考えたら、予備校時代に通学慣れしておいたほうがいいのかもしれません。
気を付けたいのは、指定寮によって土日祝日の食事がお休みになるところもあるので、入寮前にしっかりチェックしましょう。
入寮は先着順なので、早めに準備したいですね。
定員 都内各所に複数の指定寮あり(先着順) 共有設備 食堂・大浴場(設置されている寮もあり)・ランドリールーム・自習室など 部屋設備 冷暖房・ベッド・机・椅子・クローゼットなど 食事 栄養士によって考えられたバランスの良いメニューを朝・夕(土・日・祝の食事対応は寮により異なります) 校舎まで 都内各所から校舎まで約30分~1時間ほど 寮費 入寮費:150,000円
保証金:100,000円
96,000円 (朝夕2食、管理費込)水道光熱費別 寮のページ 駿台指定寮案内(関東版)
大学受験用のオンライン家庭教師という手も…
帰国子女用の予備校をご紹介しましたが、それよりももっと前から大学受験の準備をしたいといった場合や、寮に入れるのはちょっと不安、金銭面でももう少し押さえたい…という場合は
オンライン家庭教師をお勧めしたい!
予備校に全く引けを取らない!オンライン家庭教師の【メガスタ】
たとえば、オンライン家庭教師の【メガスタ】
メガスタは大学受験用のオンライン家庭教師では業界ナンバー1、歴史も合格実績も、そして利用者満足度もナンバー1
海外からの利用も可能なので、早くから準備を始めれば、それだけワンランク上の志望校へ合格の可能性もグーンと高くなります。
訪問家庭教師と同じ指導方法で、必ず志望校へ合格させます!といった熱い講師がいっぱいです。
家庭教師ってなんか敷居が高い…
と思われがちですが、学習進度の違う帰国子女の場合、個別対応してくれる家庭教師がいちばん効率がいい!
気になる方は、一度資料請求してみてください。
Z会が手掛ける【大学受験ディアロオンライン】
もう一つご紹介したいのは、映像×個別【大学受験ディアロオンライン】
こちらはZ会の映像授業が主で、実際の合格指導は20分/月4回という、スタディサプリのような映像授業に、直接指導がついたちょっとゴージャス版。
さらにオプションとして、多くの難関大合格者を輩出しているアウトプット学習「1:1対話式トレーニング」や、
メディアでも話題のAI学習「atama+」(アタマプラス)を追加することで、
しっかりと大学受験をサポートしてくれます。
しっかりと自己管理できる子や、受験までまだもう少し余裕がある子にはこちらがおすすめ。
早めの準備にAIオンライン学習教材【河合One】
実は、今回ご紹介した河合塾も河合塾品質のAIオンライン学習教材 【河合塾One】 を展開しています。
受験まではまだもう少し時間があるけど、直前ではなく海外にいるうちにしっかりと対策をしておきたいといった場合は、河合塾Oneを使った映像授業をあらかじめインプットしておくと、
実際の受験になった時に楽かもしれませんね。
帰国子女が大学受験のために通う大手予備校・塾:まとめ今回は、帰国大学受験でおすすめしたい、帰国専用のコースがある予備校を3つご紹介しました。
予備校の授業料、そして寮費などを考えると
かなり大きな金額です。
ただ、せっかくの海外での経験を活かした受験をしたいなら、帰国専門の予備校も候補に入れてみてはいかがでしょうか?
うちの子の友達は、ヴェルビュタワーで毎日毎日勉強して、帰国子女には難しいと言われる国立理系に合格した子も何人かいます。
そうそう、京大に合格した友達も!(これはかなりびっくりしました笑)
まずは、資料請求などをして、一時帰国中にしっかりと見学をして、自分に合うか合わないかを見極めるのが大事です。
授業スタイルもそうですが、金額にも納得がいかなければ別の方法を選択しましょう。
その場合も、志望校にあった受験情報(傾向と対策など)が絶対必要になってくるので、通信教育よりは大学受験専門の家庭教師や一般の塾のほうがおすすめです。
大学受験は、海外で頑張ってきた子たちの最後のハードルです。
早めの準備で志望校合格を目指して、もうひと頑張り!
ゴールはもうすぐそこですよ♪