ブログに書こうか、すごく迷ったけど、私にとってはとても大きな出来事であり、
文章を書くことで、私はいつも自分の気持ちを整理しているので、記事にすることにしました。
先日祖母が亡くなりました。
ご時世柄、一度ウズベキスタンに戻ったら日本に簡単には帰れないことはわかっていたから、一時帰国中は時間が許す限り何度も祖母に会ってきました。
ウズベキスタンに戻ってからも家族LINEで叔母から段々と弱っている祖母の様子を聞いていました。
だから、覚悟はしていたした。家族全員少しずつお別れの準備をしてきました。
最期の2日間は水もあまり飲まずに、たまに目を開けて、亡くなる日の前日は祖母の妹がお見舞いに来てくれた時にニコッと微笑んで…
それが最期でした。
眠るように呼吸が止まったようです。
癌でしたが痛みもなく、よい最期だったと思います。
ただ、寂しいです。
覚悟していたけど寂しい。
日本に帰りたい。
帰れないけど帰りたい。
葬儀などは、日本にいる家族に全部お任せしてしまい、私は何も出来ませんでした。
ちょうど、葬儀の日は、祖母のお誕生日でした。
こんなことになるなんて思わなかったから、私は誕生日の花束を手配していました。
「お誕生日おめでとう。大好きなババへ。ウズベキスタンからいつも想っています。」というメッセージカードも添えて。
でも、そのカードを祖母が目にすることはありませんでした。
私が贈った誕生日の花束は、祖母の棺の横に飾られ、カードは棺の中に叔母が入れてくれたそうです。
父の最期にも祖母の最期にも日本に居られなかったな。
寂しい。
葬儀の日、私は自宅で静かに祖母を想い、落ち葉アートを作りました。
祖母は、鎌倉彫りを見事に作る人でした。
器用で、料理も裁縫もなんでも出来ました。
私は祖母ほど器用ではないけど、こういうのを作るのが好きなのは、やっぱり祖母の血なのかもしれません。
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