朝のザーミンの山は空気がキリリと冷たく、頭がシャンとする感じ。
空が青く、向こうの雪山が白くくっきり見えました。
山の上の方に向かう。
景色の良い場所で車を停めてもらうと、遠くに工場跡地のようなものが見える。
データ観測所らしい。
ここから先は警備の人が立っていて車は入れないようだが、ガイドさんが交渉してくれて、近くまで行けることに。
データ観測所はまだ工事中ということでいけなかったが、その近くのセメント工場の跡地っぽい場所を散歩することができた。
ザーミン旅行の写真は、どれも壮大すぎて、写真に撮ると似たような景色になってしまうのが残念。
この美しさは現地に行かなければわからない。
雪山の下に広がる荒野。
壊れかけた工場跡地。
未来少年コナンみたい。って言ったら年齢バレる?
散歩して車に戻ると、ズボンにオナモミのような植物がいっぱいついていました。
散歩のあとは再び車に乗り、シェルブロックという場所へ。
ここはちゃんと観光地っぽい。
小さなバザールが出ていて、観光客もちらほら。
壁から水が湧き出ています。
この水はカルシウムを含んでいて、ミルクみたいに甘いのだそう。
手ですくって飲んでみたら、甘い、、、かどうかはわからないけど、冷たくて美味しい!
バザールにも興味を惹かれるものがたくさん。
言葉がわからないくせに、バザールなどでとにかく質問しまくり、なんだかよくわからないものを試食しまくり、道端で子供たちと話す私を、娘たちはコミュ力の化け物と呼ぶ。
ザーミンは、ロシア語が全然通じなくて、ウズ語のみ。
バザールで見つけたコットンの種。これは何かと聞いたら、蕾を割って中身をお湯に浸してお茶みたいにして飲むと、腰痛と腹痛に効くという。ほんと?それとも私の理解が間違えている可能性大だから真実を知りたい。
バザールのおばちゃんに強く勧められて、胡桃のオイルを購入。肌や髪につけたりしてもいいし、咳が出る時は小さじ一杯飲むといいらしい。
そしてこれは、以前私もブログにも紹介した、ちょっと危険な麻薬のようなもの。ナスワイというのだそうです。
私が以前見つけたものはニコチンを凝縮させたものですが、こちらは樹液から作っているのだそう。
あ、あと、これがなんだか知りたい。
山の至る所に置いてあったホウキのようなもの。
と、いうよりどう見てもホウキなんだけど、なんで山道にホウキ?それともおまじない的意味があるのかしら?
シェルブロックの後は、シャルシャラの滝。滝といっても人工的に作られたらしく、観光客は沢山いたけど、これは別に特に見る価値なかった。
帰る前に、サナトリウムの前にあった小さなバザールに立ち寄ってみた。
なんだかよくわからない肉を煮た何かを試食させてくれた。
肉が柔らかく、香辛料が効いてて美味しい!
ザーミンの魚を揚げたものも気になった。
でもこちらは試食を勧めてくれなかった
帰り際、路上で売っているザーミンのノンを購入。
15000スム。でもこれきっと観光客価格
タシケントと違い、平べったいノン。
でも焼き立てを食べたら美味しい!
地方によって食べ物に違いがあるのは日本も一緒だけど、ウズベキスタンの地域料理をもっと知りたいな。
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