通信教育にもいろんな種類があるのを知っていますか?
毎月教材が送られてきて、その教材をやるのが通信教育じゃないの?
一般的な通信教育は、毎月学習内容が決まっていて、そのスケジュールに沿って送られてくる教材を自宅で学習する。
そして、学習した内容を添削してもらう。
というものです。
でも、ちょっと待ってください。
海外って、日本の学習進度とは全然違うことが多くないですか?
やらない単元もありますよね。
なので、海外で通新教育を受けるには、毎月送られてくる教材をこなしていくタイプではなく、
学年の垣根をはらった無学年制
が絶対おすすめなんです。
では、無学年制ってどんなことをやるのか、なんで海外受講には無学年制がおすすめなのかを説明していきます。
海外受講は無学年制がいい理由
帰国して、日本の学校でつまづいてしまうポイントのひとつが
習っていない単元があること。
海外に行った年齢や、滞在年数、日本人学校に行っているか現地校か、補習校に行っているかいないか、でもかなり変わってくるので一概には言えませんが、
どうしても、抜けてしまう場所があるのは仕方ありません。
英語圏の場合、英語は進んでいるように見えますが、実は文法が全く分かっていないのと、日本のテスト方式に慣れていないので、
帰国してから学校のテストの点数が取れない子が多いことも気を付けたいポイントです。
学習の抜けを自分で見つけるのは難しい
例えば、割り算が苦手な場合、実は掛け算がしっかり身についていない場合が多いんです。
そしてアメリカでは、掛け算を習うのが3年生。
そして九九を習ったり暗唱したりすることはありません。
アメリカでは計算はほとんど計算機を使うので、日本のように暗記や暗算に時間をかけないんです。
そうすると、日本に帰国したときに、学校で問題が解けなかったり、ものすごく時間がかかったりで
算数が嫌いになっちゃいそうですよね。
今回は簡単な例を挙げましたが、このつまづきというのは「今この問題がわからない」わけではなく、過去のどこかで抜けているか理解していなかった場所があることがほとんどなんです。
それを全部、全教科、自分で探すのって無理…じゃないですか?
海外で暮らす子供たちには無学年制がベスト
無学年制といっても、ただ単に、○年生の復習ができる、というものではありません。
割り算ができないのなら、割り算の前の段階に「さかのぼって」問題を解きます。
それでもわからなければ、さらにその前にさかのぼって、
できない箇所・抜けている個所を探します。
また、それとは逆にしっかり理解できているところ、得意なところは
「先取り」学習をすることができるので、
この通信教育は子供の学力に会っていないかも。コースを変えたほうがいいかしら?
といったことは起こりません。
なぜならAIが判断して、簡単な基礎問題からハイレベル難関校の受験対策レベルまで、幅広く対応してくれるからです。
無学年制のデメリット
しいて言えば、
どんどん先取りしてしまうと学校の授業がつまらなく感じる。
今学校で習っている個所とと違う内容をするのは抵抗がある。
ということでしょうか。
ただ、海外の場合、もともと日本の学校の進度とは全く違う内容をしている場合も多いので、これらのデメリットは当てはまりません。
どう考えても、メリットのほうが大きいです!
無学年制を実施している海外受講におすすめの通信教育
海外受講ができる通信教育って、結構たくさんあるんですが、
その中でも、無学年制を採用しているところはまだ少ないです。
どんどん増えてきてはいるので、今後に期待ですね!
すらら
無学年方式の海外受講で一番おすすめできるのが、【すらら】
なぜかというと、「海外子女向け」のコースがしっかりとあるからです。
まずは、「学力診断テスト」で抜けを見つけて、全国各地にいる「すららコーチ」と一緒に抜けを埋めていくことから始めます。
すららの場合、小学校1年生から中学校3年生までの範囲で、さかのぼり学習・先取り学習をすることが可能です。
さらに、すららだけの特徴、全国各地で実際の学習塾の先生をしている「すららコーチ」が子供の勉強の悩みだけではなく、
「帰国後の学校相談・受験相談」までしてくれます。
全国各地にすららコーチがいるので、どこに帰国が決まっても安心ですね!
すららをもっと詳しく知りたい方はこちらも一緒にどうぞ。
デキタスは、学校の勉強を確実に理解することを目的に開発された、小中学生用WEB学習システムです。
アニメやゲームに出てきそうなキャラクターが一緒に勉強してくれるので、
「勉強が楽しくなった」と答える受講生が8割を超えています。
キャラクターが勉強を教えてくれるなんて、遊んでるだけじゃないの?
と、心配になる方も多いんですが、
安心してください。
実は、
を経営運営する、城南進学研究社が作っているのが【通信教育のデキタス】なんです。
小学生の場合は特に、
勉強の習慣をつけること
勉強が楽しいと思えること
が大事です。
問題が解けると、勉強するのも楽しくなっていく、好循環が生まれます。
さらに、デキタスはつまづきを発見したら、どこまでも関連問題をさかのぼれる「無学年制」を取っているので、
楽しみながら、わからないところをすべてつぶしていく!
ことができますね。
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詳しくはこちらの記事もどうぞ~
言わずと知れた、スタディサプリ。
神授業見放題、小学校4年生から中学3年生までの授業動画がすべて見放題。
テキストもPDFで無料ダウンロード可能。
有名講師の授業が面白くてついつい引き込まれるのに、月額1,980円というリーズナブルなお値段。
これはみんな登録するはずだ…
と納得できます。
ただ、私はスタディサプリのみの勉強はあまりお勧めしません。
まず、無学年制ではありますが、スケジューリング機能はありません。
すららやデキタス、そしてZ会なんかは、AIができなかった問題のさかのぼった内容を自動的に判断して、問題を出してくれるのに対して、
スタディサプリは、わからない単元を自分で探さなければいけないから。
実は、スタサプにもスケジュールをサポートしてくれる個別指導コースがありますが、
海外受講はできません。
ただ、補助的な教材としては、今のところ最強だと思うので、
もし今、無学年制ではない通信教育をしていたり、塾に通っている場合は
スタサプと通信教育・塾を一緒に使うことで、効果は倍増します。
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スタディサプリを海外で上手に使う方法をご紹介しています。
Z会の中でも異彩を放つ「Z会アステリア」
アステリアは「国語」「数学」「理科」「社会」「英語」
といった従来の科目がありません。もちろん、学年の枠もありません。
その代わりに
の3つの学びが用意されています。
アステリアはつながりの深い単元を関連させて学習する「無学年」制で、
効率よく、基礎はもちろん学年の枠を超えたハイレベルな内容を学習することも可能になっています。
アステリアは本来の学習とは何か、知識を吸収するってこんなに楽しいんだということが感じられる、唯一といっていいほど独自のカリキュラムが用意されているので、
いろんな経験をしてきた海外キッズには、実は一番試してもらいたいと思っている教材です。
残念ながら、対象は中学生から。
ただ、小学校高学年でも受講は可能です。
興味のある方は、ぜひぜひ一度、試してみてください。
Z会アステリアについての詳しい記事はこちらにも。
Z会ipadスタイルとアステリア、どう違ってどっちを選べばいいの?迷っている方はこちらの記事も参考にしてください。
RISU算数は、その名の通り算数に特化したタブレット型の通信教育です。
タブレットで学習したデータはすべて独自のシステムで分析され、「いつ、どの問題を、どのくらいの時間で解き、どんな点数だったか、習熟度、つまづき箇所」など、子供の学習状況が把握されています。
その学習データをもとに、東大生らトップ大学生チューターが、メールフォローとレッスン動画で、学習つまづきをピンポイントでサポート。
自宅にいながら、子供一人一人の学習状況に沿った「最適なフォローアップ」が可能です。
さらにRISU算数はただ単に、算数だけを教える教材というわけではなく、
従来の算数の学習に加えて、思考の柔軟性をはぐくむ教材です。
これから必要とされる「論理的思考力」を高める教材とも言えますよね。
RISU算数もお値段リーズナブル!
月額2480円で、東大生のフォローつき。
通信教育の海外受講は無学年制を選んだほうがいい理由:まとめ
海外で通新教育を受けるなら、無学年制をお勧めする理由をご紹介しました。
そして、まだ数少ない、海外受講できる無学年制通信教育もご紹介しました。
すべて、無料体験することができるので、
ぜひ一度試してみてください。
無学年方式以外にも、海外受講できる通信教育を10選!比較しています。
ぜひ参考にしてくださいね。