こんにちは。
NZは、この2日に渡り新規感染者が0人という、
ロックダウン効果が反映されたニュースが国を沸かしました。
さて、今日のテーマは人名というべきか、
若者言葉というべきか。
英語レベルがかなり高くても、実際に英語圏で滞在をして、
その国の様々な情報にアンテナを張っている人でないと、
「ピン」とこないネタです。
さて、この文章がどういう意味かわかりますか?!
Because of Rona, Cindy has been extremely busy.
英語がある程度できる人なら、
「ロナのせいで、シンディは非常に忙しい」
と簡単に訳すことができると思います。
おそらくひとつ「??」となるのは、「ロナ」が人の名前なのか、
場所なのか、事象なのかというところですよね。
実はそれだけでなく、この文章はCindyの方も相当なキーワードなんです。
シンディなら、有名人でも聞いたことある名前だし、もちろん人名でしょ?
とお分かりになりますよね?正解です!
ただ、このシンディがどのシンディのことを指しているのかは、
ロナが特定できないと、ちんぷんかんぷんなんです。
正解の意味を先にお伝えすると、
「NZのアーダーン首相は、
新型コロナウイルスのせいで非常に忙しい」
ということ。
「ああ!」となった方、「いやいや、なんで」となった方、
半々くらいでしょうか?!
これは日本と同じように、NZの若者を中心に使われている「略語」で、
つまりは
Rona =Novel Corona Virus(Covid-19=新型コロナウイルス)
を擬人化したもので、Ronaのバカ女のせいで・・・みたいな
Covid-19に対する比較的口汚い罵り方をするときに若者が使います。
そして、
Cindy =Jacinda Ardern首相を、親しみを込めて呼ぶニックネーム。
人によってはAunty Cindy, Aunty Cindaと言ったりもします。
ただ、ご本人はCindy呼びがあまり好きでないとのこと。
駆け出しの頃、彼女の政治方針を揶揄する人々にCindyと呼ばれたからだとか。
それでは今週もStay safe everyone.
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