また、ウズベキスタンのテレビ局より、ナレーションの依頼が来ました。またもや急を要するスケジュールでの依頼。むしろ、こんなギリギリになるまで何故仕事していなかったのか??そして送られてきた原稿はまたもや原稿として成立していない。
私はNoと言える日本人だから「この原稿ではナレーションは出来ない。前回は私が自分で原稿を手直ししてあげたけど、それは本来私の仕事ではないから、そちらで直してもう一度送って。明後日までにナレーションが必要ならば、私も練習しないといけないから、今日中に原稿を直して。じゃないとやらない」と、突き返す。すると、「私たちにそんな時間は無い。あなたは日本人だから、原稿はあなたが直した方が早い」と返信がきた
とにかく、私はNo!と言う。海外にいると、「まあ、文化が違うから仕方ないね」と諦めること多い。それがきちんと消化出来る類ならよいけ、少しでもモヤモヤが残るなら「それはおかしい」と、ハッキリ行った方がいい。これは、日本でも同じ。それじゃないと、人との間に良い関係は築けないと思うのです。「あなたたちがプロフェッショナルな仕事をするなら私もプロフェッショナルなナレーションをします」と返したら、ちゃんと原稿直して、私が指示した通り映像のタイムも測って送ってきたよ。
やれば出来るじゃん!!
なので、私も頑張りましたよ。
ただ、原稿の中に
「私はこの事業が広がるスプリングに例えられると思う。スプリングのように、この事業は段々と広く強く面白くなってくると確信している」と言うのがあり、
「??この部分、意味がわからない。スプリングってどういう意味?」と聞いたら
ディレクターが、「スプリング?うーん…温泉?」と(笑)いやいや、それだと余計に意味がわからないしwwwそう伝えたのに、結局「大丈夫!そのまま読んで(^^)」と言われたし、日本について述べてる原稿部分も「日出る国。さくらの花のゆりかご、日本」と書いてあるから、「ゆりかご?この日本語おかしい」と伝えたのだけど、「大丈夫!そのまま読んでいいよ」だしこれらに関しては、私も「ウズベキスタンらしいなwww」と、諦めてそのまま読む事に。ただ、日本人の学者の名前で小山みほこという名前があったので、「これは、こやま?おやま?」と聞いたら、「日本人はどちらが一般的?」と聞かれたから「え…こやま…かな?」と言ったら「じゃ、こやまで!」と言うから、それに関しては「人の名前は重要だから!ちゃんと調べて!」とお願い
そんなこんなで今回も無事に?ナレーションを終え、帰る準備をしていたら、別のディレクターの人が、「あなたが日本人のナレーション⁈」と駆け込んできて、なんと、明日またナレーションをお願いしたいと。「君のことを聞いていたから、ちゃんと君のために、完璧な原稿と映像のタイムを送る準備がすでにしてある。だから明日お願い!」と
いやいや、そういう事じゃないんだよ。原稿があればOK!ってわけじゃない
でも、毎回面白ネタが多すぎて、私も楽しんでるから、また明日も引き受けました(笑)
もういっそのこと、この国でナレーションの仕事やろうかな
↑前回と同じナレ録りメンバー❤️
ちなみにナレーションは 「ウズベキスタンと日本の交流に協力出来るならノーギャラでいいです」と言ってるんだけど、毎回ギャラのかわりにお土産をくれます。そのお土産が、また面白い前回は広辞苑くらい重いウズベキスタンの美術書(ただし、掲載されてる絵は微妙な下手さ)。今回は、ウズ爺さんの大きめな置物を頂きました自分じゃ絶対買わないやつ(笑)
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