「1日のうちに四季がある」と言われるほど、
気温変化の激しいオークランドの天気ですが、
それは大げさではなく本当で、毎朝毎昼毎晩実感します。
さて、まさかまさかの
オールブラックス、準決勝敗退
きっと日本の皆さんも、ちょっとラグビーを知っている人は
「決勝は、オールブラックスとどこかな」くらいに思っていたと思います。
もちろん、NZ国民だって、ただの愛国心とかめでたい贔屓目じゃなく、
実力を知っているからこそ「最高でも優勝、最低でも優勝」と
心から思い込んでいたんです。
あの日は、多くのNZ人達がむしろ試合後の乾杯を楽しむために
集まって試合を見ていて、最初のイングランドへのトライを許した時も、
「様子見、様子見」と余裕で、前半ビハインドな状況で終わっても、
「さー、これから本番ですね」だったわけで。
でも後半入って「おい、そろそろエンジンかけようよ」な声が出始め、
それがザワつきになり、途中で見ていられなくて観戦棄権する人が出て、
最後には悲鳴と大きな"Whaaaaaaaaat?"な嘆き声。
(実際に近所からFワードまじりの大きな嘆き声が聞こえました。笑)
そして翌日のニュージーランド・ヘラルド紙の一面が・・・
お葬式・・・
まだ3位決定戦はあるのに、もうNZ全国民のW杯2019は終了したわけです。
本当に、私の周りではもう誰もラグビーのこと話していません。
先週までは「もういいよ!」って位ずっと話してたくせに!
毎日オールブラックスのジャージ着てたくせに!(笑)
ただ、相手チームのイングランドは誰から見ても素晴らしい試合内容だったので、
相手をディスるとか、同時にオールブラックスを批判する声はあまりなく、
「ボーイス、お疲れ!それでも愛してる!」な声が多いところも、
この国らしくていいなと思った、今回のW杯でした(って私の中でも、
もう終わってる?!)。
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