Beatles、Queen、Redio head、最近では Ed Sheeran を初めとする、UK出身アーティストが大好きなので、「イギリス旅行」は10年以上前から人生で必ず達成したい夢のひとつでした。
それまで海外旅行には何度も行き、海外在住経験もあるので
「海外に、間違った期待を抱かない方がいい」という意識が自分の中であり、どこに行くにもどこかで冷静さを保って客観視するようにしている。
ちょっと冷めていて悲しいと言えば悲しいですが^^;
そんなイギリスに行く為に、
2019年5月からヨーロッパ9ヶ国を一人旅するという言わば
「女子バックパッカー ヨーロッパ一周旅」を実行してみた!
結果、各国の人、そしてイギリス人と関わって感じたことをまとめてみました。
「○○は○○だ」と言うのは本当?よく「○○人は冷たい」「○○は優しい」とか、「○○は○○だ」というイメージの話しをしますよね。
これ、確かに結構あたってることが多い。
例えば外国人から見ると「日本人は細かくて綺麗好きだ」といわれる。
「いや〜そんなことないよ、日本人だって部屋汚い人とかいるし」って思うかもしれませんが、やっぱり世界基準でみると「細かくて綺麗好き」人口は絶対的に多い。だし、まず日本人の「汚い」の基準が世界と違う。
それには日本の「作法」「礼儀」に厳しく、周りの目を気にする性質だからそれを守る人が多いという国民性が関係しているんだと思う。
ドイツに行った時、世界でいわれているとおり「ドイツ人は冷たい」と感じた。関わってみると親切だったりするんだけど、知らない人には関わらない感じが、すごく日本っぽい。
一方、ご近所の国オランダは「アジア人を人種差別する人が多いから気をつけてね」とか聞いてたけど、そんな経験は全くしなかったどころか、白人も黒人ものびのびしていて人種差別の気配なし。
みんな本当に親切で、冗談をいうのが好きな気さくな人も多かった。
これはその国の人達が「いい人」か「悪い人」かという話しではなく、国の歴史や文化の成り立ち、環境から生まれる特性。
行く都市や、関わる人によって印象はだいぶ変わる。
その国の雰囲気やぱっと見た人、対応のイメージはありますが、
人間として、良い人と悪い人の両方が存在するのは世界各国共通です。
さて、余談の余談でした。
本題に入ります。
私にとってイギリスは、昔から大好きで憧れの国。
一方で、イギリス人に対するイメージはこんな感じでした。
イギリス人というプライドが高く、お高いイメージアメリカ英語をバカにする(アメリカ人はイギリス英語をディスる 笑)ちょっと英語が下手だと、すごくバカにされそうアジア人に対してちょっと差別とかあるのかな…イギリス人の方、ごめんなさい…^^;
でも悪いイメージばかりではありません。こんなイメージもありました。
人との距離感の取り方が、日本人感覚に近そうデリカシーがありそう美男美女揃い品があるイメージ憧れの国だからこそ、あれこれ勝手なイメージを抱いておりました。
実際のイギリス人憧れの気持ちと、嫌な目に遭って、イギリスに嫌なイメージが着いたらショックだな…なんて思いから、淡い期待は抱かない様にして
いざイギリスへ!!!!
イギリス人 1人目イギリスで初めて話したのは、駅員さん(?)らしき人。
私:「ちょっと、この出口がどこか知りたいんですけど…」とスマホを見せようとすると、
イギリス人:「ボク、ここの係の人じゃないんだけど…」と、
めんどくさそうな表情。
どうやら聞く人を間違えたか…と一瞬諦めたら、
イギリス人:「何?どこ行きたいの?」と聞き返してくれ、
「あぁ、あそこから出て、ホテルがあるからそこを右だよ」と丁寧に教えてくれた。
面倒くさそうな割に、親切。
イギリス人 2人目2人目は、ホステルのお兄さん。
イギリスではよくある、パブとホステルが一緒になっているパターンで、
チェックインはパブのカウンターでした。
…が到着した時間は22時頃でパブは大混雑。
ウエイターも足りておらず、バタバタのなかチェックインが行われた。
そこのお兄さんも、「こんな忙しい時にチェックインかよ〜」という雰囲気だったが、
ややこしそうなチェックインをすませ、わざわざ3階の部屋まで着いて来て案内してくれた。
雑にあしらわれるパターンか。と思ったら、
まさかの親切丁寧。
今度は本当の駅員さん。
地下鉄が複雑だったので、
私:「この線はどこから乗ったらいいんですか?」と聞くと、
相当のイギリスアクセントで
イギリス人:「ソーコーロィーン(サークルライン)」みたいな感じで教えてくれた。
あまりのイギリス感で聞き取れず、何度か聞き返したが
嫌な顔ひとつせずに、何度でも繰り返してくれた。
愛想や笑顔をつくるでもなく、ひたすら繰り返してくれた。
…イギリス人 40人目くらい計3週間ほど滞在したイギリス。
残りも数日となったところで、ロンドンのパブで一人のイギリス人青年に出会った。
彼は2年ほど前に日本に住んでいたらしく、日本語も堪能。
日本語を忘れない様にと、今でも日本人の友達とSkypeで数週間に一回テレビ電話をするんだそう。
「自分が日本にいた時に、日本人には本当に親切にしてもらったから、
自分もイギリスにきた日本人に親切にしたい。」と自分の行きつけのバーを教えてくれたり、絶対に行った方がいい観光スポットを教えてくれたり、何の見返りも求めずに親切にしてくれた。
きちんとお話しをしたのはその青年だけだが、
その他、街で、レストランで、バスで軽い会話をする人達は、
みんな塩対応ですごく親切だった。
因みに、一人でパブに行ったりするとナンパてきな感じで声をかけられましたが、「彼氏がいる」というと、「そうだったの!!ゴメンネ!!!」とスッと引いていったので、彼氏がいる人には手を出さないというスタンスらしい。
やはりイギリス人は紳士なのか…?
女子一人旅のみなさま、ナンパで連れて行かれたくなかったら、
イギリス紳士に「彼氏がいる」は効く様です。
これはあくまでも、数週間イギリスで過ごした中で
ロンドン、マンチェスター、リバプールで接した人達から受けた印象ですが、
イギリスの人は、総じて親切。
それも、「陽気で気さく」という感じではなく、
無駄に笑顔を振りまく感じもなく、
真顔だけど親切。
人として、親切というか…。
これも国民性なんでしょうか。
私個人的に、無愛想で優しい、親切な感じがすごく好きでした^^ 笑
もちろん愛想いい、笑顔の人もいましたが、
あくまで総じての印象です。
またイギリス行きたいなぁ♪と、
ますますイギリスが好きになった数週間でした^^