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冬が近づいていることをひしひしと感じる
オークランドからこんにちは
さて、昨日の夕方大慌てでショッピングモールに出向き、
中学生の息子のための「ピンクのトップス」を探していました。
ない
まずは「困ったらここに行け」な、なんでもござれ(そして安い)
KmartとThe warehouseのどちらに行ってもピンクだけがない
次に洋服大手チェーンのCotton on(こちらのユニクロ的?でも安かろう、
悪かろう・・・)へ。
そうすると、店内、大人も子どもも、男女問わず
みーーーーーーーーんなピンクを探してる
見つかったあ!と思ったら、残ってるのはXXXLという、
超ビッグサイズのみ
店員さんを捕まえて「ピンクのトップスを探してるんですが」
というと、「今週はお客さんほぼ全員がピンクのトップス探しにきて、
もう本当にないんですよー!○○も××(別店舗)も完売って聞いてます」
とのこと
すると、私と店員さんの会話を聞いた他のお客さんがいーっぱい
(本当に怖いくらいいっぱい)集まってきて、「どこにはあるかな?
どこどこはなかった!」「白いの買って染めるのはどうかな?」
とか、"超絶”そして”必死”意見交換会に
私はなんとか息子が着られそうなサイズの、
でもどちらかというとベージュに近いギリギリピンクを見つけて
購入し、なんとか一安心。
なぜ昨日、人々が血眼になって「ピンクのトップス」を
探していたかというと、
今日はBullying Free day(Pink shirt day)だから。
「"いじめ反対”支持を表すピンクのトップスを着て、
NZをピンク色に染めよう」という日なのです
なぜピンクなのかというと、これは2007年にカナダで始まった運動で、
「学校初日にピンクのシャツを着て行ったらいじめられた男の子」
がいたことに由来するものだから。
残念ながらいじめはNZにも存在します。
「こんな運動ごときでなくなるものではない」
という人もいるかもしれないし、そうかもしれないけど、
でもこういうきっかけに勇気をもらって「いじめられてます。助けて。」
っていう人が一人でもいれば良いなと思うし、
同時に世の中の少しでも多くの人が「いじめというものが存在する」
という認識と危機感をを持つだけでも、とても大きな意義があると思うのです。
だから、昨日ショッピングモールでとんでもない数の老若男女が
それこそ必死になってピンクのシャツを探す姿を見るのが
私はとても嬉しかった。
こんなちょっとしたこと、でもきっとどこかの誰かの心の支えになれること、
こういうことに必死になれるこの国が大好きです。
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