平成も残すところ少し。
日本のニュースを見ると、どれも「平成最後の」が目立ちますね。
日本を離れて10年以上。
日本領事館で書類を記入するときくらいしか、日本の
元号を気にすることがなくなってしまった生活をしています。
国際結婚をしましたが、夫は果たして元号の存在を知っているのか?
12歳の息子には遠い昔説明をしたことがありますが、覚えているだろうか?
そんな環境にいるので、元号のニュースをオンラインで見ても、
「それを英語で誰かに伝える」ことがあろうとは、全く予期しておらず、、
数日前、ふとした瞬間に
"Do you have any special feelings with the new imperial era?"
(元号が新しくなることに、特別な感情はある?)
とキウイに聞かれた際、「イギリスのロイヤルファミリーの話をしたいのか?」
と最初は勘違いしてしまうほどピンと来ず、
「そうでしたそうでした!我が国は元号が変わるんでした!」
と思い出させてもらった、恥ずかしい私です。
昭和に生まれて、小渕さんが「平成」と書かれた紙を掲げたのを
ニュースで見て、小銭が「平成」製になったことに同級生たちと
興奮して、ピリ辛留学に来る平成生まれだという子に「おおお!」
と感動した私ですが、今回は正直あまりピンと来ておらず、
「何か感情はあるか」と聞かれても、私は昭和生まれだし、
子どもたちは平成生まれだし、「そもそも(我が家に)使う機会があるのか」
というのが一番の気持ちです。
ただ、海外で暮らすようになってひとつ増えた「元号に対する思い」
として「なんか日本オリジナルで素敵」という、
情けないほど軽くてミーハー気味な思いがあります。
でもだからこそ、そんな日本オリジナルなものに興味を持ってくれる
英語スピーカーにちゃんと説明できるように、英語である程度の情報と
自分の意見をまとめておかないとだなと感じた出来事でした。
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