【家購入】日本人留学生の思い出

秋を感じるようになってきたオークランドから
こんにちは

さて、とても私事ですが、つい最近念願のマイホームを
購入しました

家探しの間は、もう本当に「うそーん！」と思うような
ドラマがたくさんあり、胃がキリキリ、手には汗の数ヶ月を
過ごしましたが、最後には一番理想的なロケーションに建つ、
古くてかわいい一軒家を買う事ができました

さて、今回お話ししたいのは、そのマイホームのことではなく、
その家の売り主さんたちについて。

先日、最終確認に不動産屋さんと一緒に売り主さんと家で会ったとき、
その老夫婦は私を見るなりちょっとワクワクした感じで

「もし失礼じゃなければ聞いてもいい？あなたは日本人かしら？」

もちろん私は「そうですよ、日本人です！」と答えると、

ご夫婦は「契約書の名前を見て、ずっと気になっていました」と。

このお家はご夫婦が４７年暮らした家で、お子さんたちを育て上げ、
その後は２０年間「日本人のみをホームステイとして受け入れてきた」
とのこと

２０年間に渡り、１００人近い日本人を受け入れて、
ほぼ全ての人と今も繋がっていて、日本には行った事がないけど、
自分の国と同じくらい近く感じている、礼儀正しくて、NZの文化を尊重
してくれる日本人が大好きだと伝えてくれました。

４７年暮らして来て、子どもたちとの思い出がいっぱいの家を
売って（この後リタイアメントビレッジ＝お年寄り限定の住宅エリアへ）
引っ越すことにセンチメンタルになっていたけど、
日本人の人に住んでもらえるかもしれないと知ったときから、
「ああ、やっぱり日本と縁があるんだね」
と幸せな気持ちに変わったのと、一生懸命お話ししてくださいました。

私にとっても、こうして留学生のお世話をさせてもらう仕事をしていて、
念願の初マイホームとなる家が、たくさんの日本人留学生の素敵な思い出が
ある家だと分かってから、不思議な縁を感じてより幸せな気持ちになっています。

これからも、たくさんのNZと日本を繋ぐお手伝いができますように

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