先日、
駐在を終え、本国に帰ってきた人たちを対象にコーチングをしている方と、
お話をする機会がありました。
海外から、自分の国に戻って、逆カルチャーショックを受けたり、
赴任前は友好な関係を築けていた人たちと、なぜかぎくしゃくしてしまったり・・・
という方が増えているんだよ。
と、その方はおっしゃっていました。
海外から母国に戻ってきて、その変化になかなか対応できず、
「帰還ブルース(Repatriation Blues」におちいってしまう。
特に、子どもたちは、帰還ブルースにはまりやすいと。
確かに私の友人のお子さんも、
東南アジアの国から、
自分の国である日本に帰ってきたのですが、
なかなか馴染むことができませんでした。
幸い(?)、すぐに他国への赴任が決定し、
今は某国で、家族で楽しく生活をしているようです。
自分の国に帰ってきたのだから、
すんなり対応していけるだろう。
と、本人だけでなく、周りもそう思いがちだけれど、
決してそんなことはないんだよ。
むしろ、自分の国なのに、うまくやっていけないことに対して、
自分を責めてしまう人たちが多いんだ、
と、お話をしたコーチは教えてくれました。
海外赴任は、
駐在前、駐在中だけではなく、
母国に帰国後のことまでしっかり考えていく必要があるんだなぁ、
と、深く考えさせられました。
The post 日本に帰ってはきたけれど・・・帰還ブルース appeared first on Maiko Murray.