前回は、子連れで海外引越しをする場合にやってほしい3つのことについてお話しました。
今回は、「引越し後」にやってほしい3つのポイントについてお話します。
1)引っ越し先のお家でも、古いお家を思い出させるアイテムを飾る。
例えば、絵や写真。
子どもが落書きしたり、食べ物をこぼしたりして、
どうしようもなく汚くなったクッションなんかも、
親的にはすぐにでも捨ててしまいたいアイテムですが、
小さい子にはたまらなく魅力的(これは我が家だけでしょうか・・・)。
以前住んでいたお家の「におい」がするアイテムを
(本当の”におい”じゃなくて、記憶という意味で使っています^^)
要所要所にデコレーションしてみてください。
2)子どもの話を聴いて、聴いて、聴きまくる。
特に引越し直後は、
子どもたちは、パパやママに聴いてほしいことがたくさんあると思います。
あなた自身も、たくさんの変化に直面し、
「子供の話を聞いている余裕なんてない!」と思うかもしれませんが、
その気持ちをぐっと抑え、お子さんのお話をきいてあげてください。
親が子供の話をしっかりときいてあげることは、
子どもの自尊心を高める結果にもつながり、
その高まった自尊心は、
変化でいっぱいの海外生活を乗り切るためのエネルギーにもなります。
3)親が楽しむ。
子どもは常に親を観察しています。
新しい国に引越しをして、
適応することに自分自身が大変な中でも、
お父さんとお母さんが、この変化にどう対処しているのかを、
しっかりとみています。
あなたが引っ越し先でイライラしていたり、
何かに八つ当たりをしたりすると、
子どもはその影響をしっかり受け、
一緒にイライラするようになるでしょう。
でも、あなたがこの変化をポジティブに受け止め、
楽しもうとする姿勢をみせていると、
子ども自身も、そのポジティブな姿勢を受け継ぎます。
ここで一つ勘違いしないでいただきたいのは、
私は、あなたに、
スーパーウーマンになれと言っているわけではない、ということです。
海外引越しは大人にだって大変なことです。
苦労することだって、たくさんあると思います。
その苦労している姿自体は、
どんどんお子さんにみせてあげてください。
その際に、
「あなたも色々大変なことがあると思うけど、
ママも同じように大変な思いをして、失敗もたくさんしているよ。
でも、そんな毎日でも楽しいことを探して、
ここでの生活を思い切り満喫しようとしているの。」
というメッセージを、
お子さんに伝えてあげてほしいのです。
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