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子連れで海外引越しー引越前にやってほしい3つのこと

カテゴリ アメリカ

私が最初に「駐在妻」としてミャンマーに引越しをした時、
私達夫婦には、まだ子供がいませんでした。

これからの駐在妻人生をどうやって送っていくか、とか、
キャリアの再構築をどうするか、とか、

それなりに、モヤモヤしたものは抱えていたのですが、
あの時は、自分のことを心配するだけでよかったように思えます。

 

あれから10年ほどたって、
フランスからアメリカへの引っ越しをした時は、3人の子供が一緒でした。

子どもがいない時は、自分と夫のことを考えていればよかったのですが、
今は、自分に加え、子どもたちについても考えなければいけなくなりました。

 

先日、何人かの駐在妻の友人達と話をしていて、
「子どもが一緒の引越しは、引越し前のアプローチの仕方も重要だよね」
という話になりました。

子どもの年齢によっても、その方法は変わってくると思いますが、
友人との会話の中で、子どもが何歳であれ、
共通する「子連れで海外引越しをする際のポイントー引越前編」を、
見つけたので、下にまとめてみますね。

 

1)海外引越が決まったら、なるべく早く子どもに伝える。

海外引越しが決まったら、早い段階で子供にそのことを伝えましょう。
この「早い段階」でというところがポイントです。

海外引越しは、子どもにとっても大きな変化なので、
ショックを受けさせたくないばかりに、
出発ギリギリになるまで引越しについて話さないご両親もいらっしゃいますが、
それは逆効果になることが多いような。

大人だって、海外引越しをするにあたって、
物理的な準備と同時に精神的な準備も必要でしょう。

子どもだって、同じです。

お友達のこと、学校のこと、これから行くことになる国のこと。
子どもも、たくさんのことを消化しなければいけません。

出発までに時間があれば、
その国について家族で話しあったり、
すでにある程度の年齢の子だったら、インターネットで色々調べることもできます。

今は動画サイトも充実しているから、
引越先の国に関連する動画をチェックしてみるのもいいでしょう。

可能な範囲で、子どもにたっぷりの「準備期間」をもうけてあげてください。

 

2)子どもも「チームの一員」であると認識させる。

この壮大な「海外引越しプロジェクト」の一員に、あなたの子供もぜひ加えてあげましょう!

代表的なものが、
「赴任先で住むお家を、子どもたちの意見を聞きながら決める」
というもの。

先日、私の大好きなHGTVというテレビ局で、
「House Hunters Family」という番組をやっていました。

元々は「House Hunters」という番組がベースで、
毎回家を探すシングルやカップルが、
不動産屋が紹介してくれた3つの選択肢(実際はもっとお家を見ていると思いますが)の中からお家を選ぶ、
という番組です。

とても人気がでたので、スピンオフで、
「House Hunters International(私の大好きな番組!)」、「House Hunters Renovation 」と、
たくさんの番組が制作されています。
(在アメリカの方はぜひチェックしてみてください!)

はっ。話がそれてしまった。

「House Hunters Family」もそのスピンオフの一つで、
これは、引越しを考えている家族が、
みんなで候補のお家を見学に行き、
最終的にどのお家に住むのかを決める、というもの。

家をみた後で、親が子供たちから意見を聞くのですが、
みんな本当に自分の意見や好みをハキハキ話すんです。

そしてその時の子どもたちの自信に満ちた表情!

「パパやママが、僕の意見をきちんと聞いてくれている」
「私は、パパとママに頼られている」

その自信が、画面から伝わってきます。

若干子育てコーチングの領域になるのですが、
この「頼る」という行為。

子育てでは本当に大事です。

「頼る」ということは、間接的に、
「あなたのことを信頼しています」
というメッセージを伝えていること。

頼られて、悪い気分のする人はいないでしょう。
子どもだって、同じです。

親から頼られること。
それは子どもが自分に自信をもつきっかけになります。

我が家のように、住む家があらかじめ決められている場合、
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭は、子ども部屋のデザインをさせてみるのもいいでしょう。

ティーンの子の場合は、
赴任後に自分の好きなように部屋をデコレーションされるのも効果的。
(それがどんなに”すっごいデコレーション”であったとしても、絶対に口出ししないこと!)

要所要所で、子どもに選択権を与えたり、意見を求めてみてください。

「あなたは海外引越しプロジェクトのチームの一員で、私達は、あなたのことを頼りにしているわよ!」
というメッセージを伝えてあげましょう。

 

3)お友達と、きちんと「さよなら」をする機会をつくる。

引越し=今のお友達と「さよなら」をするということ。

後々、今住んでいる国に戻ってくる場合であっても、
お友達とさよならをするのはつらいものです。

ましてや、駐在先から新たな駐在先への引っ越しの場合、
今のお友達とは、簡単に再会することはできないでしょう。

「さよならパーティーをひらくと、余計に別れが辛くなるのでは・・・」
と心配するご両親もいらっしゃいますが、それは逆だと思います。

きちんとお友達と「さよなら」をすることで、
子ども自身も、自分の気持ちに一区切りつけることができます。

SNS等を通じ、今は、物理的な距離は離れていても、
お友達と繋がり続けることが簡単にできるようになりました。

でも、その前に、ちゃんと実際に顔をみて、
「さよなら」する機会を作ってあげましょう。

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Maiko Murray Coaching-海外で自分らしく生きたいあなたへ

http://maikomurray.com

現役駐在妻であり、海外在住女性を応援するライフキャリアコーチ、マイコ・マレーのブログです。香港、ミャンマー、フランス、アメリカに滞在経験があります。現在アメリカのボストン郊外在住。海外暮らしをもっと楽しむ秘訣や、現地情報をブログで紹介しています!

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