久しぶりの投稿になります。ご無沙汰しておりました。
夏にケンブリッジからワシントンDC郊外にうつり、
子どもたちの新しい学校がスタートしました。
フランスからケンブリッジに引越して、
1年してすぐにワシントンDC郊外への引っ越し。
さすがに子供たちも(特に長男)この変化についていけなかったようで、
最初のうちは、
「ケンブリッジの学校に戻りたいー」
「フランスの学校に戻りたいー」
と、学校に向かう車の中で叫んでいました。
母的には、やはりそんな子供たちが可哀そうで、
心がきゅーっとなる時もあったのですが、
数週間たつと、段々新しい学校にも慣れてきたのか、
今では普通に通うようになってくれました。
(それでも、時々は「行きたくないなぁ」って言う時もありますが。)
さて、かなり久しぶりのブログですが、
今日は、駐在妻の方に向けてのメッセージになります。
引越しをして今までの生活ががらりと変化するのは、
コドモだけではありません。
大人だってそうです。
今まで慣れ親しんだ場所から、
何だかよくわからないエリアや国に引越しをした時、
大人だって、「ここでちゃんと暮らしていけるかなぁ」って、不安になります。
不安すぎて心が折れそうになることもあるかもしれないし、
頑張っても空回りして疲れてしまう時があるかもしれない。
そういう時は、
ぜひぜひ周りの人に助けを求めてみてください。
自分の配偶者でも、
駐在仲間や現地の友人でも、
趣味のクラスの先生でも、
日本にいる家族でも友人でも、
オンライン上でも、
誰だっていいんです。
自分は今これだけ大変な思いをしている。
だから話を聞いてほしい。助けてほしい。
ということを、正直に打ち明けてみてください。
まじめで頑張り屋さんな人ほど、
「こんなことでメソメソするなんて自分が弱いからだ」とか
「周りの人だって頑張ってるのに、自分だけ泣き言を言えない」とか、
「みんなに迷惑はかけられない」とか、
余計なことを考えがちです。
でも、
人に頼られて悪い気分になる人がいるでしょうか?
あなたが友人から助けを求められたら、ちょっと嬉しくなりませんか?
自分は信頼されているんだ、という自信がわきませんか?
あなたが周りの人を頼るということは、
あなたがその人のことを信頼している、という証明です。
もちろん、人にいつも頼りまくって生きている人は論外ですが、
異文化の中で、頑張って生活しているあなたが発信する「助けて」のメッセージを、
無碍に扱う人はいないと思うんです。
だから、どんどん、周りの人に頼ってください。
頼ることは、何も恥ずかしいことではありません。
自分の弱さを他人に見せるのは、
すごく勇気のある行為だと思います。
だから、誰かに助けてほしい時には、
話だけでも聞いてほしい時には、
どんどん周りの人に甘えてください!
The post 「頼ること」は恥ずかしいことじゃない。 appeared first on Maiko Murray.