おはようございます。
津梁貿易の金城です。
本日は、先日書いたとおり、兵法三十六計のなかで、こちらが余裕を持って戦える、優勢の場合の作戦の最後の章です。
全体では12番目の戦術ですね。
さて、本日は「順手牽羊」の応用編です。
順手牽羊についての説明は前回してありますので、こちらをご覧ください。
敵戦計:順手牽羊
また、中国古典:兵法三十六計をまとめてみたい方はこちらをどうぞ。
中国古典:兵法三十六計
それでは、当社がアフリカマーケットで実際に行っていることを1つご紹介します。
①現地スタッフとの付き合い。
当社はアフリカでビジネスをしていますので、もちろん現地スタッフを多く雇っています。
そのスタッフとの付き合い方というのはビジネスの成功を左右する一つの要因になると思います。
日本から来た企業を見ていると、その部分を苦手としているように感じます。
日本の常識や力によって、現地スタッフに従うことを強要すれば、
たとえ、形上従っても、内心反発を抱き、決してそれを忘れません。
現地スタッフが多くなり、日本人スタッフが現地スタッフを御せなくなれば、
小さな反発の蓄積は必ず放出します。
このような反発や離反を避けるためには、どんなに小さなことでも、
そうすることが現地スタッフにとって利益であることを、
毎度丁寧に論理的に納得させることが大切です。
現地には現地のルールがあるので、そのルールから日本のルールに乗り換えてもらうために、
色々と手を尽くすことが現地責任者の1番の仕事です。
競合他社にスタッフを切り崩される戦略を取られるのは会社にとってとても大きな痛手です。
それをスタッフと対話することで防げるのならどんどん対話していくべきでしょう。
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他では絶対得れない情報なのでこの機会にぜひ!
敵戦計:順手牽羊の応用
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