自然災害の恐ろしさは改めて感じました。
会社での会議中、携帯のアラートがあちこちで突然なり始めました。日本では経験はないですが、Flash Flood(鉄砲水)の警報で、今日は2回アラートがなりました。
NYの在ニューヨーク日本国総領事館のHPには、災害アラートを説明したサイトがあり、洪水関連用語がまとめられてあります。
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1) 洪水予報(Flood Forecasts):
雨量が激しく、河川が土手を超えて氾濫する、もしくは雨と雪解けが混じり、同様の被害を引き起こす可能性を警告する。
2) 洪水警報(Flood Warning or Forecasts of Impending Floods):
豪雨の影響を受ける河川、湖、海岸地域の状況、洪水規模、いつ、どこで洪水が始まるか等の警告をする。
3) 鉄砲水注意報(Flash Flood Watches):
(特定の地域に鉄砲水を起こす可能性のある)豪雨が起きる可能性を警告する。鉄砲水は、事前に兆候がなく起き得ることを理解しておく必要があります。咄嗟の行動が必要になる緊急事態に備えましょう。
4) 鉄砲水警報(Flash Flood Warnings):
特定の地域や河川で鉄砲水が起きている、もしくは起きる直前の状態を警告する。この警報を聞いた時は、即座に高台に避難しましょう。
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今日あった鉄砲水警報は、かなり深刻な内容で、アラートがでた後は空は突然暗くなり、強い雨が降り、雷がなり始めました。幸い私の会社の周りは洪水のリスクが低い地域だったせいかさほど影響はなく、洪水の影響をもろに受けそうな地下鉄も普通に動いていました。
私は多少ぬれた程度で問題なく帰宅できましたが、地域によっては車が水没したり(下写真)、落雷によって火災が起き、またローガン空港では200以上のフライトがキャンセルになったとのことです。もし、大量の水が普段使う地下鉄の駅に流れ込んだらと思うとぞっとします。
日本では雨による大変な自然災害が西日本で起こったばかりですが、アメリカにおいても自然災害の恐ろしさを身近に感じました。まさか、アラート後に本当に被害がでるとは思わなかったので、緊急のアラートには真面目に対応しないと、いつか恐ろしい目に遭うなと感じました。
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