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気温が一桁の朝が増えてきたオークランドからこんにちは
さて、先週からニュージーランドはジャシンダ・アーダーン首相の出産
で祝福ムードに溢れています
首相になって、妊娠を公表して、産休に入って、
公立の病院で出産して、なんだか「首相になって」以外のパートは、
普通にお仕事をする女性と同じで、日本人の私からするとびっくりがいっぱい
出産した病院は私と同じ病院!(って、オークランドシティに住む人は大多数が
ここで出産)
6週間の産休の間は副首相がそのポジションを努め、
その後は旦那さまが主夫となって主に子育てを頑張るとの事
現職の女性首相が出産するのは、世界で2番目とのこと。
「首相であること」
はもちろんとんでもなく特別なことなんだけど、
「キャリア継続中に出産する」「産休を取る」「復職する」
「お母さんではなく、お父さんがメインとなって子育てをする」
など、「普通の女性たちが直面すること」を彼女がしてみせることにより、
いまでもすでに「子育てしながら働く」「家族ファースト」を実現しやすいNZが、
さらに心地の良い国になっていくことを期待しちゃいます
同時に、彼女は自分の特殊な環境をとても現実的に見ており、
「私には周りの手厚いサポートがあるから、かなりラッキーで特別なケース。
みんなが(仕事と育児を両立させる)スーパーウーマンであるべきとは
思って欲しくない」というような発言も、出産直前にしています。
きっとこういうところも、一般市民の共感を得てるんだろうな~
そして、NZのこのニュースが日本でも結構報道されたようで。
日本の友人から「天声人語」にも取り上げられていたよ、と聞きました
一部引用すると・・・
【首相が不在となることに、批判の声はほとんど聞こえてこない。
この国には家庭を大切にする価値観と、女性が社会に出るのは当たり前という感覚がある。
二つが組み合わさり、祝福ムードが生まれているのだろう。】
まさに、そういう国なんです
日本にも、こういう「みんなが生きやすい」ニュージーランドのニュースが
伝わって、何か良い変化が起きるといいなあと個人的に思った日でした
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