「〇年以内に、部長に昇進する。」
「今年中に△の分野で起業する。」
そんな目標やゴールを持っている人たちもいらっしゃると思います。
自分の進むべき方向も明確にできるし、
目標やゴールを持つこと自体は素晴らしいことです。
でもすすむべき方向性が理解できたのなら、
目標やゴール自体にあまり固執しすぎない方がいい場合もある、
ということを私は最近学びました。
そのきっかけは、目標に執着するあまりに、
毎日の生活を全く楽しめていない友人と話した時でした。
彼は、
「目標達成のために、色々頑張っているけど、
一日に何度も“僕は目標とする自分になれているか?いいや、なれていない!”
っていう会話を頭の中で繰り返して沈んだ気持ちになるんだ。」と。
「目標達成すれば、自分はもっとハッピーになれると思う。」と言うので、
「でも、なんだか目標の奴隷のようだね。
しかも、将来ハッピーになるために、
今ハッピーじゃないって、なんだか本末転倒な気もするんだけど。」
と言うと、その場でうーんと考えてしまいました。
その後、連絡がきて、
「真衣子に言われたことが最初消化できなかったけど、
考えてみたら、その通りかもと思うようになってきた。
目標は持ち続けるけど、あまり考えすぎずに、
今の自分の行動を一つ一つ楽しむようにするよ。」と。
何度も言いますが、目標やゴールを持つこと自体は大切だと思うんです。
毎日、目標やゴールのことを考えて、ウキウキするんだったら、
思う存分考えていただきたいと思います。
でも、もし、先の彼のように、
そのことばかりに気を取られて、
一日に何回も目標達成できていない自分に落ち込むようになったら要注意です。
そんな時には、しばし目標やゴールのことは忘れてください。
それよりも、そこまでの道のりやプロセスを、どうやったら楽しむことができるのか。
どうやったらベストを尽くすことができるのか。
自分の今の行動だけにフォーカスしてみてください。
どうせなら、楽しく目標に向かいましょう。
The post “目標”や“ゴール”にとらわれすぎない方がいい。 appeared first on Maiko Murray.