「自分が目指している目標や抱えている問題について、
家族や友人に話を聞いてもらうのと、コーチに話すのとでは、何が違うんですか?」
という質問を、最近、立て続けに受けたので、このブログでも簡単にお話します。
家族や友人に話を聞いてもらうのも、とてもいいことだと思います。
言ってすっきり!頭もクリアになった!っていうパターンも多いですから。
ただ、家族や友人は、
あなたのことをよーく知っているし、関係性も密だし、
その分、無意識的な損得勘定もあるし、ある程度のバイアスもあります。
その結果、何が起こりやすいかというと、
家族や友人が、自分たちが聞きたい答えを出すように、あなたを無意識に誘導する可能性もあるということです。
自分の出した結論が、
実はあなた自身が望んでいることではなく、あなたの家族や友人が望んでいることだった、
ということも、十分起こりうります。
そうすると、どこかで必ず、あなたは消化不良を起こすでしょう。
コーチは、その点、クライアントであるあなたに関心はありますが、
あなたの家族や友人のことは、言葉は悪いですが、知ったこっちゃありません。
クライアントであるあなたが、
どんな可能性をもっていて、どんな選択肢があって、
どうすれば無駄な寄り道をすることなしに、無事に目的を達成できるのか、
ということにだけ、フォーカスします。
また、バイアスがない分、新たな視点を提供しやすい環境にもあります。
あと、あなたの目標を達成させることだけにフォーカスした関係を、
継続的に維持することができます。
家族や友人だと、あなたの目標の他にも、配偶者の仕事のことや、子どもの学業、
恋愛や、次の女子会をどこで行うか、等々、他にも話すことがいっぱいあるので、
あなたの目標や悩みだけに特化した話はできないですよね。
この辺りが、大きな違いかなぁ。
ただすっきりしたいだけなのか、
自分の可能性を広げながら、なるべく最短で目標達成したいのか。
自分の目的・ゴールによって、
今回は友達、今回はコーチ、といったように使い分けていけるといいですね。
The post 友達に話す vs コーチに話す appeared first on Maiko Murray.