マレーシア在住のMM2H日本人男性でこんなに個人で庖丁を持っている
人はいないかも・・と言いながら、プロの方や、ホントに料理の好きな人
だったら、もっと持っているかもですよね。失礼しましたゴメンナサイ。
昨日も書きましたが、切れなくなるまで順番に使っていって最後にまとめて
研ぐという怠け心が、あるんです。だから、こんな庖丁品評会みたいな姿に
なったわけです。 研ぐ前・・・・
前にも書いたかな?もう1個のシンクのサイズに合わせて庖丁研ぐ台を
作りました。水もすぐ流せて、下にも貯められ、動かないように。
中あら砥と中砥しか持ってませんが、通常なら、中砥石で十分です。
この砥石から出る茶色の成分は「砥石の糞」=「砥糞」と言われます。
庖丁にとってこの茶色のとぎ汁は研磨剤の働きがあって、すぐには流さず
水分が足りなくなったら、スプレーなどで水分補給って方法もアリマス。
しっかし「糞」の品評会ですね・・何くそ!汗かいたけど、がんばるぞ!
仕上げの前に「小刃付け」=こばづけ、という作業をします。下の写真は
違いますが砥石の角を利用して少しの斜めの角度をつけ、片方ずつ最後の
「刃先のかえり」をゆっくりと廻しながらシャリっと取るのです。これを
やらないと、どちらかに「かえり」が偏りますからね。
そして、切れ味確認では、新聞紙を斜めからちょっと切るか、又は、親指
の爪に刃先をあて、引っ掛かればいい。
洗剤で、金タワシか、固めのスポンジで汚れを取ります。絶対に少しでも
刃を立ててスポンジを滑らせない事ですね。完全に刃を砥石に寝かせて
やらねば、危険だから。・・・・それは下の写真ではありません。
さあて、出来ました。 今までの見よう見まねの経験の13本でした。
最後に、庖丁を乾いたタオルでしっかりふき取り、ガスの火で、遠火の
強火ってな感じで更に水分を蒸発させます。・・そうすれば錆びないから。
随分前に製作様子を書いたかな。ガス台と作業台の中間隙間を利用して
そのサイズの「包丁立て=包丁刺し」を作ったのです。落ちないし、
乾くし嫌いな危険な「引き出し」に入れることもなく目前で保管が出来る。
・・一気に、どの包丁でもすぐ選べる、すぐ片付く、安全です。
この庖丁刺し・・隙間を利用した優れものだと、自分だけの自己満足ですゥ。
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