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フランスに住んでいた時の友人家族が、
クリスマス休みを利用してボストンに遊びに来ていたので、ランチをしてきました!
この家族は、コロンビア出身で、奥さんの仕事の都合で、私たちとほぼ同じ時期に、フランスに駐在していました。
彼女たちの子供たちと、うちの子供たちが、
同じ学校に通っていたことをきっかけに、仲良くなったのですが、
いつも明るくて、とびっきり優しくて、パーティー好き、子供大好きな、とても素敵なカップルです。
ちょうど一年前に、
この家族がフランスから次の赴任先のアルゼンチンに行ってしまった時は、かなり寂しかったです。
だから、アルゼンチンに行った彼女から、
「クリスマス時期に、ボストンに行くよ」
と、夏に連絡をもらった時は、とても嬉しくて、それから
「クリスマス時期は、何が何でもボストンにいる!」と心に決めていました^^
ランチ日はクリスマス翌日。
ハーバードやMITもみたいから、と、
私達の住んでいるケンブリッジまで、車で来てくれました。
短い時間でしたが、久しぶりに色々話すことができて、本当に楽しかったです。
アルゼンチン駐在を、とても楽しんでいるようでした。
彼女のだんなさんは、元々は軍のパイロットだったのですが、
妻の海外駐在に帯同するために、仕事を辞めました。
フランスに来た当初は、今までやったことのない専業主夫生活にかなりとまどっているようでした。
でも、語学学校に通い始め、フランス語もかなり上達。
慣れなかった家事も、段々楽しめるようになって、
時々彼ら宅で開催されるパーティーでも、素敵なパーティー料理を披露するようになりました。
「アルゼンチンでは働いているの?」
と聞くと、
「いや、働いてないよ。実は今、料理とカクテルの勉強をしているんだ。」
と。
「フランスについた当初は、パイロットの仕事に戻りたくて仕方なかったけど、今はそう思わない。
料理っていう新しい趣味を見つけて、今は、それをもっと勉強したいと思ってるんだ。
それをキャリアにつなげるかどうかはわからないけどね。
奥さんがパーティーをひらくのが好きだから、僕も料理やカクテルのことを知っておいた方がいいでしょ?」
と、笑って言っていました。
「飛行機の運転から料理って、すごい転換だね」
と私が言うと、
「駐在夫は、常にクリエイティブでフレキシブルでなくちゃね。」
と爽やかに言ってのけました。
私が、この旦那さんがすごいなぁと思うのは、このセリフを無理して言っていない点。
彼を見ていると、
滞在国で、今自分が挑戦してみたいことは何か。
やってみたいことは何か。
を上手に探して、実際に挑戦しています。
そして、そのプロセスを、心から楽しんでいるんです。
彼だってフランスに来た当初は、自分のキャリアが中断されてしまったことに、かなり憤りを感じていたのです。
私とは、そういう話を何度かしていたので、彼が悩んでいたことは知っています。
でも、そのあとの切り替えが本当に見事でした。
そして今は純粋に、自分がやりたいことを追求して、駐在夫としての毎日を楽しんでいます。
彼の場合、自国にいつ戻るかが、まったく未定なので、
自国に戻ってからのキャリア形成について、今から考えることは難しい状況です。
私のキャリアコーチングを受けてくださっている駐在妻の女性達は、
”海外に数年滞在→そのあとは自国に数年(あるいは半永久的に)戻る”
という方が多いので、彼の考え方や行動は、あまり参考にならないかもしれません。
日本に帰国後、仕事にスムーズに復帰できるようにどんな駐在生活を送るべきか、
ということを、駐在中に(あるいは駐在する前から)戦略的に積極的に考えることは、わたしも大賛成です。
でも、時々、そこだけに固執してしまい、
せっかくの海外滞在を、楽しむことができていない方もいらっしゃるように思えます。
駐在生活のすべてを、帰国後のキャリア形成に有利かどうか、という視点からのみで見てしまうと、
あまりにも視野が狭くなり、もしかしたら、自分の可能性を、自分で狭める結果になるかもしれません。
そして、何より、その考え方に固執していては、せっかくの海外滞在を十分楽しむことができません。
日本に帰国後のキャリア形成について考えながら、駐在生活を送ることも大切ですが、
たまには、少し肩の力をぬいて、
あなたが駐在先で、純粋にやってみたいことについても、ぜひ考えてみてくださいね。
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The post 駐在妻は柔軟であれ。 appeared first on Maiko Murray.