マレーシア友人から泣きつかれた。彼の持っている日本の1万札が
両替所でも銀行でも両替出来ないから助けて・・と言う、話だった。
この夫婦は20年前の日本の1万円札とばら銭合計、31,820円を
持っていて、タンス?から出て来たらしく、街で両替しようとした
ところ、両替所で拒否されたらしい。もう日本に行くことは無いから、
何とかしてRMに替えたい・・と言う依頼だった。
心地良く「今、家にリンギ持っているから両替してあげるよ」と返事。
「明日会えるよ」と。で、現在のレートで換算し日本円を受け取った。
2日後に、ついでだから、こちらも両替所に行って両替しようとした。
・・・・・今、メチャ・・レートが悪いんだが。
びっくりした。やはりこの1万円札は両替出来ませんと言われた。
「えッ??」理由を言わない、言えないのかも。こっちも訳せない。
透かしはあるし、ニセ札じゃない。顔は、お友達の「福沢諭吉」だし、
その時点で、全く理由不明。難解事情だった。
家に帰って持っている他の1万円札と見比べた・・理由が分かったぞ。
明らかに1万円の発行タイプが違っていた。日本では完全使えるが、
海外では使えないと日本政府が言ったのか?マレーシア国が定めたのか?
分かりませんが、他の国ではどうなのでしょうかねぇ~?
では一目瞭然その写真で見ていきます。本来はお金を写すのはよくない
ので、スカシの所などに鉛筆を置いたりして。
この1万円札は、マレーシアでは両替出来ないことが分かった。知らな
かったのは自分だけかなぁ~。
・・・10年近くも、ずっと両替出来ないなんて事、、、無かったのに。
・・マレーシアでは絶対に両替出来ない1万円札。
・・日本でも何の問題もなく、マレーシアでも両替出来る1万円札。
どこが違うか?上のは丸い円であり下の新しいのは楕円形になっている。
真ん中下のデザインも違う・・下の方が、マレーシアで両替出来る。
また、札の端っこも違う・・下の方がマレーシアで両替出来る。
マレーシア人から、古い1万円札はマレーシア国内では両替出来ないと、
言われるまで知らなかった。実際両替所に行ったらやはり断られた事実。
日本でそんなことがあったら、外国人は、やはり助けを現地の日本国民
に求めるでしょう。本国に帰ったらお金に替えて・・と同じ事を言うで
しょう。
ベトナムだって古い古いお金は通用しないと国が明言しているし。日本の
場合は、法律上は、明治のお金だろうが聖徳太子のお金だろうが今でも
使えます。ただ、ATMとかスーパー、コンビニなどでは使い勝手が無い
から拒否されるでしょうけど。
下の3枚がマレーシア人と両替した古い札。日本では問題なく使えます。
下のお札の写真はWikipedia参考・・・・
1万円札には3種類あって、C号券・D号券・E号券があり、
これが懐かしい「C号券」
これが今回のマレーシア人が持ってきた古いとされるD号券の1万円札。 マレーシアでは両替は拒否される。気をつけましょう。 これが、今の現行、出回っているE号券の1万円札です。 一番分かりやすい目印は、丸い円か、楕円形か・・ですよね。 裏の平等院の鳳凰像の違いでも分かる。ホログラムも採用された。 裏面を見てみます。下の平等院の鳳凰像の方、楕円形の方がマレーシア で両替出来る1万円札となる。 お金に関しても、日本は丈夫な紙を紙幣に使い、デザインも素晴らしく、 他の国に比べてほれぼれする事の一つ。新札に切り替わっても旧札は 使い続ける事が出来る。紙幣としても価値は変わらないところが安心日本。日本にはもう旅行には行かないだろうと言う・・マレーシア人の両替を
お助けした事になりました。
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