10年前にマレーシア下見旅行で初めて来て、ペナンの田舎のレストラン
の壁にへばりついていた「ヤモリ」にはビックリした。小さいヤモリが
沢山夜の店の明かりに吸い寄せられて急に動く姿には驚き桃の木だった。
今では全然気にならないが、ヤモリ=家守ではあるにしても、被害を
受けると「家を守る」なんて信じない。だって下の写真を見て下され・・
白い壁が糞で、ボッチボチ・・垂れている、消化不良なんです?コイツ。
当家は、ゴキブリはほとんど見かけない。小さなアリンコがたまに列を
なして、ヒッコら・・ゾロゾロ・・スプレーしたり、通路を遮断して
ストップ、防御方法は、通り道の穴を見つけボンドでふさいじゃうんです。
蚊も最近見かけない。鳥が一度窓から、入ってきてバタバタ。飾りの人形
を倒されたことがある。ローカル知人の家では「ヘビ」が家の中に入って
いたことが数回あるそうだ。「猿」もその一つ、侵入動物はいろいろある。
ハエも見かけない。大変だったコクゾウムシは、今では全然見かけない。
米は時と場合で冷蔵庫に保存してるからね。粉虫もいない。粉はタッパに
入れて絶対に冷蔵庫保存すべき。湿気云々は言ってられないのが南国事情。
常温で古くなると粉に虫が湧く。朝市、夜市で買ってくる豆や乾物には
気を使う。赤い唐辛子にでさえ虫が湧いていたことがある。買ってその後
赤い蓋の透明ポットに入れようが、早く使わないと虫が湧くことがある。
冷蔵庫保管はOK。最初から見えない形で虫がくっ付いていることが多い。
虫、虫、虫の話でそんな事、無視すればいいのだけれど、そうもいかん。
虫はムシでも「Gecko」(英語読みで、ゲッコウ―)と言う南国のヤモリ
には最近腹が立っている。ヤモリは虫を喰ってくれるというが、ウチは
上に述べたように、最近ハッキリした虫をあまり見かけない。・・でも、
ある時、こちら人間様が日本一時帰国から帰ってくると、厨房の片隅で
「乾燥?ヤモリのミイラ」を見る事がある。留守中、餌やごみは全く
無いように完全絶食環境にして行く。でも不思議なのは、電子レンジに
ヤモリ君、干からびて入っていたことがあり、また冷蔵庫のドア入り口
付近の隙間で、干からびているヤモリ君を見たことがある。
日本のいわゆる「ヤモリ」は、本来は腹が白く、光を求めて手足の吸盤で
壁に吸い付く姿がある、結構大きくて可愛くない。トカゲよりはいいけど。
一方、同じ日本の「イモリ」は「ヤモリ」と同じ位の大きさで体格が似て
いる。田んぼなどに生息し、腹が赤く、背中の骨が恐竜のようでゴツゴツ
している。手のひらに乗せてもおとなしく、可愛いもんだった。この手の
イモリは吸盤が無く、・・・”壁の忍者歩き”は出来ない。
・・「トカゲとヤモリ」とは違うし「タモリさん、晴れ曇り」とも違う。
マレーシアやシンガポール、アジアの家の外の壁でうごめく小さな「ヤモリ」
は家の中に入って来なければ可愛いんだが入って来た途端、悪者のレッテル
を貼りたくなる。家なんて守ってないゾ・・が正直な感想。暗闇で電気を
点けると、サッと動いたり、「キュウッキュウッ」と、鳴いて脅かすしね。
その他、当家の被害の一つに、厨房の洗い場手前に斜めに立てかけて置く
「まな板」に、時々、糞を垂らす。上の隙間にいるらしく、上から
白いまな板を目がけて、落とす。・・・白を黒くするのがお好きらしい。
「このヤモリ~、このヤロウぉ~」と思いつつ諦めていたが、今回だけは
許せん。その被害の2つ目は、何年も続いた綺麗な白い壁を完全に汚した
からね。忍者もどき、壁に横になりながらよくま~、ウンこが出来るもの
だと感心している次第。
ヤモリは英語名で「Gecko」発音は:「ゲコ~」(日本語風ではゲッコー)
マレー語で「Cicak」発音は、:「チーチャ」(日本語風では,チチャ)::
ヤモリは「家守」とも「守宮」とも言われ、虫を喰ってくれるので害虫じゃ
ないとされているけど、嫌いな人には外から来た外注?ガイチュウ?害虫
だよね。ひとたび人様に迷惑かかれば、「家守」じゃなくなるよなぁ~。
ウチの奥さんは、口を開けて寝ているオレに「入るぞ」と脅かすのじゃ。
過去にCicakの写真を撮ったけど、いやな人もおられるので出さない事に。
本来、害虫じゃないので、ヤモリ専用の寄せ付けないタイプのスプレーが
あり、ハッカ油とかもいいらしい。そういえば、過去にごきぶりホイホイ
に捕獲されていたこともあったっけ。
何だかんだ書いたけど、南国のヤモリ、退治じゃなく、環境の中で共存する
事も大事かな。南国生活で「逃避」しないで、良きに「回避」する方法を
考えましょうかね。
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