私は本帰国後、家庭料理のお店を開いて(1号店)、次に海外進出(2号店)を出すことを将来の目標としています。
今は、駐在妻という立場で、飲食店で修行したりその他でお金を稼いだりはできないけど、
お店でだす場合を想定しながら、毎日の夕食を作ったり、
開業に向けて机上で準備できることをしたり、
近隣ヨーロッパ諸国に旅行に出かけては、現地の日本食レストランや日本食材店を視察(要は食べてる&買ってるだけですがw)したりしています。
これまで、イタリア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、東欧の国の5カ国数十箇所の日本食レストラン&日本食材店をまわりました。
行くたびに、私の目指している味・お店は、、、と悩みが深くなっていったのですが、
先週のスペイン・バルセロナ旅行で一つの目指すべき方向が見えたので、
ブログとしてまとめておきたいなと思います。
海外でお店を出す!といっても、日本の家庭料理をベースにすることは変わらないので、
駐在妻さんたちが、日々、海外で家庭料理をつくる場合にも参考に、なるかも?
最大の悩み、どこまで「現地化」するのか?どんなお店にしたいのか?どんなメニューを出したいのか?今から考えるだけでワクワクします。
が、それだけじゃなく、
どんなお店にしたら現地の人に受け入れられるのか?どんなメニューなら美味しく食べてもらえるのか?
ということも同時に考えないといけません。当たり前ですよね、お客さんは日本の家庭に育った日本人ばかりじゃない。その国の人やその他の国から来た人にも来てもらいたいから。
そこで、私の最大の悩みが浮上しました。
じゃあ、どこまで現地化したお店でメニューを出すのか。
私が考える現地化した日本料理の例として、私が行ったレストランを思い出しながら具体例を出すと、
スシのネタにクリームチーズやアボカドを使う、
基本、醤油、塩多め、(要はしょっぱい)。
未知の具材が入っている。あるいは、定番の具材が入っていない。
等、を指します。他にも調理段階でいろいろ細かいところが違うと思います。
要は、「普段日本で食べるメニューと全然違う!もはや日本食ではなくね!?」
みたいな(恐らく、多くの日本人が海外のレストランで出会ってきた)料理を
本当は出したくないけど、出さないと生き残れない世界なのかなぁという悩みです。
偉そうなこと言ってますが、これは正直な気持ちです。
スペインの日本食レストランでの気づき先週行ったスペイン・バルセロナの旅行で、日本食レストランや日本食材店を回ってみた結果、さらに上記の悩みが深くなりました。でも旅行最終日になる頃には、「これだ!私が目指す家庭料理のお店は!」という気づきが得られました。
それだけ、バルセロナの食は豊かなんだと感じました。基本どこに行ってもおいしいし。楽しおいしかったよバルセロナ。
こんなの日本食じゃない!でも現地では人気。目指すのはここなのか?話を元に戻して。
最初に行ったビュッフェ形式のスシ屋が、ちょっと衝撃的だったんです。私からみたら現地化されていて。シャリのお酢は甘いし、お米も固くて。日本人の私にとっては正直に申し上げて、「あまりおいしくなかった。」んです。
でも!すごく人気店だったんです!
開店と同時に席がほぼ埋まって、待つ人もいて。ビュッフェ形式にしては値段が安かったからかもしれないけど、こーいうのがバルセロナの人たちにはうけるんだと感じました。
海外で日本食レストランするためには、現地化が必要なのか。。。?もんもん。
私は日本の家庭料理がだしたい!現地の料理じゃないんだー!!別に日本の料理のほうがスペイン料理より美味しい!なんてことが言いたいわけでもなく、スペイン料理はとっても美味しくて、私も好きです。
そうじゃなくて、私は海外で日本の家庭料理のお店がしたいんです。その国の料理じゃなくて。でも、日本人が感じるおいしいと現地の人が感じるおいしいは違う。当たり前です。どっちが良いとか悪いとかじゃなくて。
でも私が食べてもらいたい料理は、、、ぐるぐる。
現地の食材を活かしつつ、基本は日本料理というレストランとの出会い。そんな中、最後に訪れた日本食レストランが私に一つの答えを与えてくれました。
そのレストランも平日ランチに行ったのですが、大繁盛していて。実際食べてみたらとってもおいしくて!
一番印象的だったのが「イベリコ豚のしょうが焼き」!!
イベリコ豚をしょうが焼きにするなって、ちょっと贅沢というかスペインならではというか。お得感あるなって思いました。
それで気づいたんです!
日本で作るのと変わらない料理にこだわるのでもなく、
現地の人の口に合うようにひたすら現地化するでもなく、
現地の食材を活かしつつ、味付けなどのベースは日本の家庭料理の基本でいけるんじゃね!?
と。
まとめ、今から私オリジナルの家庭料理の開発を目指す!ここまで考えた時に、ああこれって私オリジナルの料理作ればいいってことじゃん!と思いつきました。
日本の家庭料理の基本をベースに、手に入る現地の食材を活かしつつ、お客さんの声を聞きながら創意工夫をこらす。
実際の家庭料理にに置き換えるならば、いつもの家庭料理のレシピにで、現地の食材を積極的に取り入れつつ、家族の声も聞きながら創意工夫をこらす、ということ。
最近の私は、日本で見たこと無いあるいは使ったことない野菜や肉、加工品は基本避ける傾向にありました。
駐在歴2年半以上が経過し、食材選びが非常に保守的になっていることに気づきました。
でもそうじゃなくて、買ってみてちょっと調理してみて、取り入れられそうだったら取り入れちゃう。そんな姿勢で取り組むと、どんどん食の幅も広がるし、まさに日本東欧の国ミックスの私オリジナルの料理になるなぁって。
というわけで、駐在妻でも出来ることとして、未知の食材を市場で買って調理してみます(笑)
今からでも、私オリジナルの家庭料理の開発できるかもーー!
それでは。
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