駐在妻の悩みシリーズ(シリーズ化してみました^^;)第3弾。 今回は、語学についてです。 そもそも、赴任国の言語ができないと、 ・買い物が不自由。 ・役所や公共料金に関する事務手続きが困難。 ・子供がいる場合、学校関連でのやり取りが大変。 ・日本人以外の友人を作ることが容易ではない。 ・住んでいる家や車等に、故障や不具合が発生した時、業者に電話で説明できない。 (→私の経験です) 等々、ありとあらゆる壁にぶち当たります。 駐妻だって、やる気がないわけじゃないんですよね。 「夫が仕事を頑張っているのだから、私は家庭内の雑務を引き受けよう!」 と、駐妻は思うわけなんです。 家族全員が、1日も早く、新しい土地での生活に馴染めるように、 駐妻は、頑張ろうと思うのです。 でも。 語学ができないばかりに、躊躇してしまう自分がいる。 あるいは、頑張って、自分だけで処理をしようと思っても、 言葉が通じず、一方的に電話を切られたり(私です)、 相手にあからさまにため息をつかれたり(これも私です)、 端から全く相手にされず、空気のように扱われたり(これは私の友人です)。 そして、1日が終わって、 その日やろうと思っていたことを、少しも処理できていない自分に気づきます。 言葉ができないから、 相手とコミュニケーションできないから、 結局、自分だけでは何もできずに、 夫に頼らなくてはいけなくなる。 夫にいつも頼る私。 夫がいなくちゃ、何もできない私。 日本にいた時は、 自立した1人の女性として、 毎日、仕事や家事や育児を、それなりにこなしていたのに。 夫とは、対等の関係だったのに。 この国では、私はまるで赤ちゃんのように無力だ。 そうやって、 どんどん自分に対する自信を失っていき、 どんどん外出するのが億劫になり、 どんどんやる気がなくなり、 その結果、 プチ鬱になってしまったり、 夫を残し日本に帰国、 というケースもあります。 語学ができなくても、 基本は日本人としか付き合わない生活だったり、 日本語ができる現地の友人が、しっかりサポートしてくれる、という場合には、 なんとか生活はしていけると思います。 「現地語ができなくても、なんとかなる」 そういって、私の友人は、 言葉のわからないその国で、ちゃんと生活しています。 でも、その国の言葉が話せる、あるいは多少なりとも理解できれば、 あなたの生活がより楽しくなることは間違いありません。 これから海外赴任される方は、赴任前から、ぜひ赴任国の言語を学びはじめてください。 すでに赴任されている方も、今からでも間に合います! 現地の語学学校に通ってみたり、自宅に来てくれる先生をみつけてみましょう。 挨拶や簡単な会話ができるだけでも、あなたの駐在ライフが大きく変わるはずです。
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