マレーシアに来てから、今まで数十回と納豆を作ってきた。最初は日本から
市販の「納豆菌」を買ってきて作ったが、温度か何かの手違いで思い通りに
いかなかった。それ以来、あのあまりに割に合わない値段の高い「納豆菌」
は買わない事に。
日本から80円~90円の1つ3パック入りの納豆を数個買ってきて、冷凍。
その1パックを使って作る事、数回・・・いずれも失敗?というか、満足
いかない結果に。もちろんマレーシアでも3個入りの納豆は普通に売って
いる、割高だけど。
・・失敗とは、糸がジャンジャン引かなかったら、コレ失敗という認識。
今回やっと成功した。・・ちなみに今までも成功の部類に入っているんだが、
個人的に「納豆の糸が惜しみなく出ないと納豆ではない」などと勝手に思って
いるからだ。世間では、少しでも糸を引いて納豆の匂いがすれば、そりゃ納豆
でしょ・・だと思うけど。・・・でも自分の中では、許されない範囲?
過去に2回位は「手作り納豆」を書いたので、今回どう記事を進めるかなぁ~
・・・・徒然なるままに。
・・・・事、納豆に関しては、絶対に、糸バリバリ、引いて欲しいのだ。
納豆1パックに熱湯大さじ3杯入れて軽くかき混ぜる。ヒートショックさせ、
遠山の「菌」さんを起こす、驚かす!熱に強いんです、納豆菌は、納得。
混ぜる直前納豆エキス汁を作っておく。雑菌入らぬようラップかけておく。
圧力鍋で柔らかくボイルした大豆に納豆1パックを入れて軽く混ぜる。納豆
大さじ1杯とか納豆6粒でも出来ると言うけれど、わざわざそんな?1パック
惜しみなく・・がいい。
日本で9年前に買った納豆・ヨーグルト・プリンの出来る熟成発酵マシーン
は数回使っただけ。あまり信用してない。取説の通りやっているのに、うまく
出来ないことが多かったからだ。
・・・・・でも、今回、あるひらめきで、再度やってみた。成功した。
このマシーンの場合は、24時間入れっぱなしで、出来上がる。
一方、毎回従来通リ、オーブンのライトだけの熱を利用して薄いバットに
並べて納豆を再び作ることに。アルミホイルで被せ、納豆菌が呼吸しやすい
ように、消毒した竹串で穴をブツブツ。
あらかじめ、内部を40度の環境まで作り、オーブンの左右のライトだけを
使い、その温度を保持させる。専用温度計がないので、危険の無いようにして
普通の寒暖計を使う。寒暖計をこんなのに使っているから、壊れて3個目だ。
結果:このように今までと大違い、糸が・・糸・糸・糸・いと、おかし!
24時間オーブン内でお寝んねしていた「納豆君」薄っすらと白くなっている。
まさしく納豆、嬉しや納豆・・・「糸引き納豆」の成功 ”納得”です。
今までも糸は引くけど、まるで違うので、嬉しくなって、写真撮りまくり。
今回の「納豆つくり成功のカギ」は?(順不同)・・個人的な備忘録です。
1、とにかくすべてのモノに熱湯消毒をほどこした。これ凄く大事。
2、豆は本来は蒸すのが美味しいらしいが、毎回圧力鍋でボイルです。
3、ボイルの後の納豆菌と合体の大豆君をその辺に少しでも放置しない事。
又はラップでフタを。素早く。雑菌が入る事が失敗の最大の要因だからね。
4、納豆製造マシーンが今までうまくいかなかったのは、水滴の処理が
ちゃんと出来てないから。大豆に水滴が落ちたら、それは不毛への序曲に。
取説に書いてないし、そのように形がなってないので、キッチンペーパー
でうまく処理したことがすごく良かった。
5、熟成させる大豆君を、今までは、上から重ねていた。今回は2~3段位
(2~3粒の高さ)に。・・・・やはり呼吸させることが大事だからだ。
6、大豆を置く天板など器の下には、出来れば、寿司などのスダレを敷くと
良い。ここでも納豆菌君の上下 ⇅ の呼吸が大切になる。
7、すぐにでも食べられるけど、冷蔵庫で1~2日寝かせると、匂いも落ち
着いて味もまろやかになる。
8、当家では少し多めに作って小さいタッパなどに移し冷凍する。納豆菌は
寒くっても頑張って再生する。熱さに寒さに強いんです。コツは、解凍後に
いつか食べる・・1回~2回で償却する小分けするための器に分けること。
9.全般に渡って、菌の繁殖に不可欠の「呼吸させること」が、かなり重要。
10、温度は35度~40度の範囲内と言われるが、40度をずっと保った。
最後に::納豆作る色んなやり方あるけれど、納豆菌君が生きていることを
その都度、意識すれば成功に結びつく。
・・・・・・たぶん、納豆嫌いな人も見てくれている、・・ありがとう。
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