何度かTwitterにも投稿しているのですが、自分の考えをブログにまとめようと思います。
日本では大学の単位認定になったり、就活の時にプラスに働いたりと何かと役立つTOEIC
ただ私はTOEICのスコア、英検の級で英語の実力を測ろうとする日本の仕組みに疑問を持っています。
そして、TOEICのため、英検のための対策本で溢れかえっている日本の英語に対する姿勢は間違っていると思っています。
進む方向が間違っているから日本人はアメリカだけではなく海外で活躍する人の数が中国人や韓国人をはじめとしたアジア系の人の中で極端に少ないんです。
まず最初に断っておきますが、私自身日本にいたときTOEICは国際的に働くのに大事だと思い込んでおり、かなり勉強をしスコアは945点あります。(TOEICが苦手だからこういうことを書いてるわけではありません)
確かに日本の求人を見ていると、TOEIC800点以上などの記載をよく見かけ、それ以上のスコアがないとそもそも応募できないなんてこともしばしばなので、必要なのかもしれません。
でもTOEICのスコア=ビジネスレベルで英語が使える
とは決してならない。なぜならTOEICには、ReadingとListening しかないし、決まった形式の問題を時間内に解くだけだから。ビジネスや日常生活に形式なんてないから、型にはまった答えを覚えてもほとんど役に立ちません。
正直日本の企業がTOEICのスコアで第一次足切りをしたいのは、単に少しでも人数を減らしたいだけだと思うけど、仕事で使える英語を話すスキルがある人かどうかは、面接で実際に英語で話をすればすぐにわかると思います。
今時面接なんて直に会わずに、Skypeで行うことも多いわけで、スコアで判断するよりもよっぽど正確に判断ができることでしょう。(実際にアメリカで働いていてTOEICのスコアを聞かれたことなんて一度もないけれど、話をすること、私の書く文章を見ることで私の英語力は適切に把握されています)
日本の企業に、就職したいから2年に一度(TOEICのスコアの有効期限は2年)TOEICを受けるのはいいと思う。
だけどそのために、TOEIC攻略本を買って勉強するのは、馬鹿げていてもっと役に立つ勉強(実際にnative と英語を使う機会を増やす)することが自然とTOEICのスコアに現れるんだと思います。
その力がないと仕事なんてできないし、TOEICの攻略方法だけ知ることが何の意味があるのかわかりません。
日本人はスコアとか級とかで実力を測るのが大好きだけど、でも実践力がないとその勉強がただの無意味なものになるので、実践力のある英語教育をしていくべきだし、その姿勢が大事だと思います
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