アジア最高峰と言われる「キナバル山」の”登山記録”です。南国新聞、
掲載後に、このブログでも、少し付け足したり直したりで書いてます。
・・新聞の紙面の都合で、写真も含め書けないこともあったからです。
========= [第10回]=====
~~~~~~~~~~~~~~~タイトルーーーーーーーーー
~身体のきしみと心の高揚に包まれ体験しました~
あの有名なキナバル山に老体にむち打ち挑戦! !
<<ホテルに帰れた。やっと熱いシャワーで身体が生き返る>>
(・・キツイ山行だった。足が棒のようになって上がらない。
・・・頂上まで行けず、下山した・・・
帰りの下山は、体力も装備も乏しく、雨が降って危険だった。その途中の
話は、次回になると思う。・・・・・疲れてKKのホテルに戻って来た。
ふ~、熱いシャワーにやっとありつけて、本当に本当に身体が生き返った。
シャワーは3日ぶり。山の、あんな氷のようなシャワーを浴びたら、確実に
風邪を引いていたはずだ。
( 頂上こそ行けなかったけど、その後、マレーシア人仲間が
4095.2ⅿ付近の、「天空の叫び」をメールで送ってくれた)
一方、マッスルペイン=筋肉痛は、留まることがない。階段の上り下りは、
まるで80歳の”時事馬場”のようになっていた。ゆっくりゆっくり一段づつ、
横向きに下りる姿は哀れそのもの。・・顔に痛そうなしわ寄せて降りる姿、
まさしく、”ジジババ”の「アリババ」日記。
(Donkey Ears no more1年前の地震で片方の耳の一部が無くなった)
(St John's peak)
<<簡単な行程のまとめ=簡略、時間的流れ>>備忘録。
1、<1564ⅿのPHQに前泊>
2、<翌日1866ⅿまで車で行く>このゲートから実際登り始める
Timpohon Gate 。
3、<ラバンラタレストハウスまで>
3272mまで約6時間(我々4人は8時間かかった)
休憩・夕食・20時前に就寝。
4、<深夜2時半に頂上目指す>
翌日というか6時間後の深夜2時前に起床。
食べる人は軽く朝食。登る準備。
5、<朝の5時までに到着義務>
最低限、朝の5時前にSayat-Sayat Hutまで。ここは最後のトイレになる。
頂上行き、降りるまでトイレ無し。ラバンラタから頂上まで約4時間。帰りは
頂上からラバンラタまで1.5~2時間。
全員で登頂成功すると、こういう写真が撮れます。(山小屋の写真)
6、<ラバンラタから登山ゲートまで下山>
ラバンラタレストハウスで、休憩、朝食、登山ゲートまで約3時間(我々4人と
残ったガイド4人=8人は、全員の足の痛みと途中の雨と暗闇の危険な山道の
歩行で7時間かかった)
7、<Timpohon Gate ゲート1866ⅿ着>バンの車でHQの1564mまで移動。
8、<HQ事務所から、各ホテルへ>バスでコタキナバル市内に戻る。約1時間。
KKの街でぐっすり就寝のはずだが。・・食欲、全然無し。足が攣ることは
無かったが、ただ両足太ももには、激しい筋肉痛が続く。登頂達成出来なか
ったけど、かなり、気持ちの高揚があった。嬉しかった。
次回への挑戦=目的が生まれたと思えばよい、目標が出来た事への気持ちが
芽生え、心の活性化につながるはずだ。
・・・・・山登りの真意は、”輝ける頂上”よりも、
・・・・・・・・その”苦しい中腹=途中にある”と思っている。
この湧きあがりの中で、疲労困憊の中、夢の中に、静かに暖かく落ちてゆく。
疲労困憊、過労困憊、今夜に乾杯。・・おやすみ。ZZ・・。。ZZ・・・・。
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