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NO1718 宮城県の被災地に立つ(1)

瓦礫の残る水田
瓦礫の残る水田 3日(日)晴。昨日2日は日帰りで宮城県亘理郡山元町に「新潟恩返し隊」という団体が組織してくれたボランテイアバスツアーに参加してきた。その様子や感じたことを書き残しておきたい。朝3時起床。こんなに早く起きたのは久しぶりのことだ。当然真っ暗だ。

 家内に車で送ってもらった。ラジオをつけると、もうお笑いのような番組をやっていた。途中、煌々と灯りのついたコンビニ、ビデオ店、自販機とともに、これこそエネルギーの無駄遣いではないかと思った。スーパー等の24時間営業も日本が世界に広めた面がある。

 女池インター近くの集合場所には大型バスが2台。やはり気持ちのある人は大勢いるんだ。車内での説明では中学生から最高齢は佐渡から参加された79歳の男性だった。30~40代が多かったかな。市内の参加者が圧倒的だが、遠くは富山市からの参加された女性も。

水田は海水のまま
水田は海水のまま 行先は事前に知らされてはいなかったのだが、山元町と聞かされたものの、予備知識は全くなかった。4時過ぎに出発、磐越道で郡山まで出て、東北道を北上する。地図で見れば国見からが最短距離だが、私達に少しでも被災地の様子を見せたいと仙台南まで行き南下。

 その心遣いに感謝。4号線を南下したわけで、水田は未だに海水が引かず、あちこちに流れ込んだがれきが・。田植えなどできる状態ではない。仙台空港が遠くに見えた。山元町まで完成している常磐自動車道が被害を最小にしたというが、波は4号線まで達したのだ。

 車内では自己紹介が行われた。恩返し隊の棚村さんという若きリーダーは手慣れたもので、あっという間に車内を和ませ、一体感を作り出してしまう。1号車では多分私が最年長だったと思うが、「日報に原発批判を書きまくっています」と自己紹介。早速反応があった。

山元町ボランテイアセンター
山元町災害ボランテイアセンター 昼食は専らこの方と原発論議。議論の広がりを期待したが無理だった。関心がないはずはないのだが・・。9時過ぎに災害ボランテイアセンターになっている山元町役場に到着。役場も近くの小学校も高台にあって無事だった。自衛隊車両がまだ10台近くあった。

 ラジオ体操をやり、装備を整えて、常磐線山下駅前に到着。ここにも2メートル以上の津波が押し寄せたとかで、駅前の2階建施設の二階近くに波の痕跡が残っていた。おそらく船か車かが激突して破壊されたとしか思えないほど、コンクリートの壁が無残な姿に。

 この駅のレールは残っていたが、相馬市方面はレールさえないという。駅のホームも一部さらわれていた。駅前の商店街はお店内部の設備や道具、商品らしいものは全て流されたらしく、何も残っていない。私たちは歩いて花釜区の新興住宅団地に向かった。 

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