一年半海外留学をして、いろんな経験をしました。
Facebookを見たり、噂を聞いてる周りの人からは
「海外楽しそうだね〜〜〜〜!!」とよく言われますが、
実はいろんな苦労もあったし
辛い思いもしたし、悔しい思いだってたくさんしました。
そのほとんどの理由は、文化のちがいと言葉の壁。
日本だったら…
日本語だったら…
言葉が流暢に話せない、文化が違う
それだけで自分の力が及ばなかったり、
バカみたいに思われたりして悔しい思いをすることがたくさんありました。
そんな時にいつも心に浮かんでたのは、
学生時代のバイト先にいた、中国人、韓国人留学生たち。
その時は何も考えずに一緒に働いていたけど、
彼らも母国を離れてひとり外国で生活する20代そこそこの意欲ある若者。
気付けば私も、彼らと全く同じ立場に立っていました。
そのとき、初めて心から彼らを尊敬したんです。
先日仕事帰りにセブンイレブンに行ったら、
中国人の女の子がレジをしてくれました。
とっても綺麗な敬語で「○○円でございます」
と接客してくれたので、ついつい
「中国からですか? 日本語上手ですね!」
と話しかけてしまいました。
その子は大学生で、4年間日本にいるとのこと。
日本人はまだまだ考え方が閉鎖的な人も多く
頑張ってる留学生を下に見る様な口の聞き方をする人がいるけれど
それは大きな大きな大間違い。
経験がなければ想像もつかないかもしれませんが、
差別や偏見のある国で、一生懸命その国の言葉を勉強して
仕事を見つけて、一生懸命働いて、時には差別的な態度をとられたり
バカにされたりしても頑張ってる彼らって、本当にスゴいんです。
そういう人の痛みが分かって、
そういう人を尊敬できるようになっただけでも
海外留学って、すごく価値のあるもの。
きっと自分が海外留学に行ってなかったら
「日本語上手ですね!」なんてコンビニの店員さんに話しかけることも
一生無かったんだろうなぁ…。
経験が、その人の言動を180度変えるんだなぁ、、、
と、改めて実感している今日この頃です。
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