最近観た映画・・・昔の?リメイク版が多い。というか、人気のあった
映画をリメイク版として作っているのかな。いつも思うけど、前作が
良ければ良いほど、次回作のヒットは大変な苦労を強いられると思う。
監督が違うことが多く、成功は新しい監督の采配だと思うけど・・・・
そこでいつも思うのは、最も重要なのは、脚本家だと思う。むしろ監督
より大事かもしれない。だって、骨子は原作をいかに面白く展開させるかは、
腕のいい脚本家にかかっているからだ。・・・監督はそれを生かす役目。
最近観た映画の中で、リメイク版で言うと、・・ブログにも書いたけど・・
例えば、順不同で
1、ゴーストバスターズ・・2、インデペンデンス・デイ・・3、サダコと
カヤコ 4、Xーメン・・シリーズだからリメイク版と言えるかどうか・・
5、つい先日観たのは「ベンハ―(=BEN-HUR)2016年版」だ。日本では
2017年1月に公開予定。
1959年のチャールトンヘストンのべンハーは、DVDもあるけど、何度観ても
感動する。・・・この時は3度目の映画化でオスカー賞など、11部門に輝き、
「タイタニック」にも未だに抜かれてない映画史上類を見ない名作。ホントに
感動する。この時は監督も脚本も良かった。ウイリアム・ワイラー監督だ。
チャールトンヘストンの「ベンハ―」は、確か・・3回目のリメイク版になる。
今年の、今回の「ベンハ―」は、残念ながら個人的には、感動が無い。まだ観て
ない人もいることだからあまり大きい声では言えない。・・個人的主観ですが、
約60年前のベンハ―には、内容に重みがあった。これを追い越すのは大変だと
思っていた・・・・逆に、過去のそれ以上を期待した訳です。
当時の作品には、キリストの時代背景もあり、ユダヤ人の「ユダ・べン・ハー」
の心の葛藤も家族への愛も素晴らしいテーマだった。だから長くてもこの当時の
212分=3時間53分=約4時間の超長編も、苦にならなかったのです。心に響く
主題曲も素晴らしかった。
・・今回のベンハ―は、141分で2時間35分。普通よりは長いけど、戦車戦争
などに力を入れすぎて、肝心の時代背景から来る心の感動が薄かったように
思える。
あくまで個人主観デスが。それに最近の映画の曲がイマイチ。その映画が、
心に残るかどうかは、映画音楽の良し悪しが、かなりの重要な位置を占める。
逆に言うと、素晴らしい映画音楽のおかげで、映画がヒットすることもある。
おっとこれで終わったわけじゃないのです。今日のテーマの「Magnificent
Seven」・・今日、観てきました。これこそ1954年の日本の「七人の侍」
が原作だと感じました。(東宝映画・・黒澤明監督で、三船敏郎と志村喬主演)
これのリメイク版が1960年の「荒野の七人」のメキシコ舞台のリメイク版
でした。この時もすごく良かった。ユル・ブリンナー、スティーブ・マックイーン、
チャールズ・ブロンソン、イーライ・ウォラック、ジェームス・コバーン出演。
感動ものでした。あまりに好成績だったので3部作まで?続編があったような。
今回はそのリメイク版を繰り返した最新作です。賞金稼ぎ、ギャンブラー、
風来坊、流れ者、ガンマンなど、多様なキャラクターの中で、他人のために
助けるうちに、自分達はお金じゃなくホントの「生」を知ることになる・・
・・数人しか生き残らない・・・・。
リメイク版が多い中、個人的主観では「ベンハ―」は残念印。「Magnificent
Seven」は、立派な星印でした。・・繰り返すけど、後者は元々は、日本の
「七人の侍」が原作ですから、日本人として、嬉しい素晴らしいことです。
マレーシア、いつも好きな映画を観させていただいてます。
・・・映画の英語が分かってないのに・・
・・・・・・今日はイッチョ前に、言ってしまいました・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・アリガトマレーシア。
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