おはようございます。
金城です。
ちょっと前にケニア出張に行っていたのですが、そこのスーパーマーケットにはペットボトルウォーターが並んでいました。
ペットボトルウォーターが並んでいることは特に珍しいことではないのですが、問題はその値段ですね。
ケニアのペットボトルウォーターは500mlで30シリング~60シリングの幅で売られています。
ケニアと日本の為替レートはほぼイコールなので、500mlのペットボトルウォーターが30円~60円で売られている感じですね。
この価格帯というのは日本にいる方は頭に入れておくべき。
なぜなら、今でも僕の関連会社に日本の浄水器やミネラルウォーターを途上国で販売したいとの企業さんからお話が持ち込まれるからです。
そういった企業さんの志は高いものがあり、出来るだけお力になれればと思いはするのですが、いかんせん価格で勝負になりません。
日本企業が途上国で勝負するには要らない部分を削ぎ落として低価格にするという「スペックダウン」の考えが必要です。
確かに日本企業の製品は素晴らしい。
でも、マーケットに即していない商品は淘汰されてしまうんです。
マーケティング手法を駆使していくら販売力を高めても、一時的に売れるかもしれませんが、それは買い手にとっても売り手にとっても長い目ではデメリットだと思います。
日本企業には頑張ってほしいですね。
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