おはようございます。
津梁貿易の金城です。
最近アフリカに行ってみたいという人が増えてきたように感じるのですが、実際にはどうなんでしょうか。
一般的にはまだまだ遠い大陸なんじゃないかなと思っています。
もうちょっとお互いが近くなるといいですね。
さて、本日は「以逸待労」の応用編です。
以逸待労についての説明は前回してありますので、こちらをご覧ください。
勝戦計:以逸待労
また、中国古典:兵法三十六計をまとめてみたい方はこちらをどうぞ。
中国古典:兵法三十六計
それでは、当社がアフリカマーケットで実際に行っていることを2つほどご紹介します。
①進出する時期を見極める
アフリカは結構広いので、その分さまざまなマーケットが存在します。
その狙ったマーケットに進出する際、時期というのが大きなポイントになります。
基本的に、アフリカでは「急いては事をし損じる」です。
自分が行けると思った時にはまだまだ早いのです。
そこで、どこを見て動くのかと言いますと、そのマーケットに興味を持ちだした人(企業)が3つ以上出てきたときです。
その3つの中から1番見込みのある企業に共同での事業進出を持ちかけるのです。
そうすると自社のリスクはぐっと小さくなります。
また、共同事業を申し込まれたほうも資金面などで助かりますので、比較的うまくいきやすいのです。
できるだけ少ない力でマーケットへの進出をすることは、次のマーケットへの進出を早めにできることの裏返しであり、会社が大きくなるスピードを助けてくれます。
同業他社をライバルではなく、協力業者と考えると道が広がるのではないでしょうか。
②溺れた人を・・・
アフリカのある地域には、「溺れている人は助けるな」という諺があります。
溺れている人を助けようとすると、溺れている人に巻き込まれて溺れてしまうことの例えです。
溺れている人が意識を失くしてからでも助けは遅くないのでしょう。
そこから転じて、ビジネスなどでも溺れている人(企業)は下手に助けてはいけません。
逆に恨みなどを買うパターンが多いからです。
相手が戦意を完全に失くしてから救世主のごとく登場するのが最善です。
そうすれば、自らの労力や出ていく資金も少なくなりますし、恨みを買うこともありません。
困難に直面している当事者は周りが見えていないことが多いので、そのほうがいいのです。
この方法だと、少し時間はかかると思いますが、結果的に助けるほうも助けられるほうもいい結果を得ることができます。
時期の見極めは色々と経験が必要かと思いますが、ぜひこのことも頭の片隅に入れて行動してみてはいかがでしょうか。
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