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帰国引越し(1)業者選定のポイント
さて 友人たちに お別れ言って 感傷的になっている間にも
時間は どんどん過ぎ・・・・
帰国まで 時間が ない!
連日の送別会を こなしながら
駐妻たちに残された 最後の大きな課題は“引越し準備”です。
我が家の場合 辞令が出てから 夫の東京着任まで わずか1か月。
それは まず 業者の選定から 始まりました。
夫の会社では 必ず2社以上から見積もりを取ることが決められています。
日本の大手引越し会社が アメリカに複数 進出しているので
その中から 価格と条件が合う所を選ぶのです。
引越し費用は たいていが会社もちです。
( ※ 自己負担の勤務先もある )
全体の荷物量が 社内規定の範囲内であれば
見積価格には 業者によって そんなに差がでませんし
我々主婦にとっては ぶっちゃけ どうでもいいことです。
ただし 各社が提供するサービスには 大きな差があります。
ここが主婦にとっての 一番のポイントでしょう。
見積もり時には 以下の点について確認するようにするといいかと思います。
1、引越し日程は 希望通りに設定してもらえるか。
支払う金額により 週末や祝日には 作業してもらえなかったり
繁忙期は 希望がかなわないことがあります。
また 1回の作業が2日以上かかる場合、
連続してやってもらえない場合もあるので確認しておきましょう。
2、日本人スタッフは何人いるか、全部で 何人で作業してもらえるか。
責任者は確実に日本人ですが 実際の荷物を運ぶ係に
南米系のスタッフを 使うところは多いです。
この場合 なかなか日本人のようには 梱包してもらえません。
英語が通じない場合もあります。
また 人数が多ければ多いほど 作業は早く進むので 楽です。
3、不用品の始末をお願いできるか
不用品を処分するのはもちろん、
モノが良ければ 買い取りまでしてくれるところもありますが、
どんなに小さくても 一切 処分してくれないところもあります。
ちゃんと片づけたつもりでも 最後は いろいろと予想外のものが出てくるので 不用品の処分は お願いできると助かります。
4、複数の送り先を指定できるか
友人に家具を譲る場合、業者によっては
相手のお宅まで 運んでくれることがあります。
個数や 行き先が何か所かによって
無料の場合と 有料の時があるようですので
確認しておくといいでしょう。
また 日本国内についてから 一部の荷物を実家に運びたいという場合も
要交渉です。
5、お掃除サービスを頼めるか
有料、無料ありますが 最後に掃除してもらえると とても助かります。我が家には 南米系の女性スタッフが 3人ぐらい来て
風呂場とキッチンをやってもらいましたが
冷蔵庫やオーブンの中まで あっという間にピカピカになり
こんなことから 普段から頼んでおけばよかったと思ったぐらいです。
引越し最終日は 何かと忙しいですし 疲労もたまっているので
お願いできる分は 有料でも お願いした方がいいかもしれません。
6、引越し後の荷物の管理
うちが頼んだ業者では 航空便で運ぶ荷物を出国日まで預かってくださり、 空港の入口まで 持ってきてくれました。
また 後任者に引き継ぐ家具なども その方が引っ越して来るまで保管し、新居まで運んでくれました。
たいていの方は 引越しのあと 飛行機に乗るまで数日あると思うので その間の 荷物の管理をお願いできると 助かりますよね。
7、開包サービスはついてくるか?
わたしの場合、日本についてから キッチンの荷物を開けて
食器などを すべて洗ってくださいました。
片づけも少し手伝ってくださったので すごく助かりました。
特に食器類は たいへん手厚く?梱包されているので
出すのは大変ですし ゴミもすごい量です。
手伝ってもらえる人がいた方が
帰国後の生活が スムーズにスタートできるでしょう。
同じ業者を選んでも これらのサービスは
運ぶ荷物の量によって 変わってくるようです。
我が家の場合は 意外に荷物が少なかったので いろんなサービスを
無料で つけてもらうことができました。
特に 引越し屋さんを喜ばせたのが 家具がほとんどなかったこと。
(家具は レンタルか 処分)
駐妻がよくハマる エッグアート(卵の殻に絵を描く)といった
壊れやすい作品をつくる趣味や ワイン集めなどをしていなかったこと、
絵画や壺など 高価なものは 何もなかったことです。(ハハハ・・・)
駐在の数年間、モノを増やさないように気を付けていても 帰るころには
どっからこんなものが? というようなガラクタが 続々と出てきます。
日本では 処分するのが大変ですし 広さに対する感覚が狂っていますので
できるだけ 現地で処分できるものは 処分して
身軽に 帰ってきたいものですね。
最後は かなりヤケクソ気味に
ほとんど 必要なものまで 捨ててきたというのに
帰国してからの我が家は まさに ”段ボール屋敷”でした。
どーしても収納に入りきらない荷物が あふれ返っていたのです。
日本の家は 想像以上に狭かった・・・。
次回は
アメリカでの荷物の減らし方についてです。
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