こんにちは
この前スーパーで砂肝を勝ったんですよ、どうしても食べたくて。
値段も1〜2ドルくらいで安いし、近所に売ってたし、これはもう買うべきだったんですよ。
でね、砂肝って英語でなんていうんだろう?と思いました。
そうそう日常会話で「鳥の砂肝ってさあ〜」なんて話さないじゃないですかっ!
まあ結論から言うと"a gizzard"で鳥の砂肝らしいです。
電子辞書で一瞬でわかるこの現代の科学技術に鳥肌たちました(笑)
でも、問題はその後にあったんです。
なんと商品の価格表には「chicken's heart」と書かれているではないですか!
チ、チキンズハートぉぉ!?
a gizzardじゃないのか?
なんなんだこれは!!
くっ、俺は試されているのか!?これは意図的なのか?過失なのか?
この表記は間違っているのはわかる、けど、安易に世の中の現実だけを信じていいものか。
考えてみろ、もしこれが店側のあえてのものだったとしたら・・・・・
そうか、わかったぞ!この右手が食欲という欲望に耐えかねてキャッシャーに持っていった瞬間負けなのだ。chicken's heartつまり鳥の心臓というのはこの砂肝のことじゃない、己の感情コントロールさえできない哀れな敗者に向けて挑戦、いや絶対的服従への勧告を意味するそういう表記なのだ。
そうやって常に敗者を生み出し続け、勝者としての地位を確立させているからこそ堂々とこの表記。
値段の安さに溺れ、滲み出る旨み油をなんのためらいもなく堪能する愚かな人間へのアンチテーゼなのだ。
ああ、
よもやこの小さな店の、この小さな肉塊共に選択を迫られるとは・・・この動揺はかつて計り知れないほどに左胸の鼓動を加速させた。
しかし、俺はもう飲まれている。この、空気に。
ピリピリと緊張した空気、、
まるで目の前にあるそれが自分の心臓のように見えてきた。
これまでイメージしていた己の生命の、なんとも小さなことか。
生きた心地がしない。
そ、そうか、、、そういうことなんだ。
もう勝負はついているのかもしれない。
こんなことを考えている時点で俺はチキンなんだ。
chicken's heart(臆病者の心臓)か、まさしくその通りだ、、、、。
悩み続けている手が震える、、
食べたい、でも、負けるのは恐い、、
そんな恐怖心がまたあらたなためらいを生む更なる悪循環。
こころなしかキャッシャーのほうから冷たい視線があるように思える、、、、
くそっ、なんていう状況だ!!
早く決断しないと周りに抹殺されてしまうような、そんな危うい感じが五官すべてを通して伝わってくる。
ちくしょぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!
と、いうわけでやっぱり砂肝は美味いですね(笑)
実は日本では食べたことがあんまりなくて、バンクーバーに来てからハマりました。こんなに美味い食べ物があったなんて知らなかった、、、、ビールと一杯やったら最高でしょうね〜〜。
そしてすみません。
くだらない文章に付き合っていただいてありがとうございました。
See you.
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