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NO1685 エネルギーと生活の見直し(20)

1週間分のプラゴミ
我が家の1週間分のプラスチックごみ 29日(日)雨。内閣不信任案提出とそれに民主党内の小沢一派が賛成するかどうかで揺れているという。この非常事態に何を考えているのかと思う。管内閣のどこがどうダメで、ここをこうせよと言わずに、ただ打倒だと。俺ならこうすると名乗り出る人物もいない。

 大震災を機に生活を見直そうという動きを弱めてはいけないと思う。そのことがエネルギー節約につながるものでなくてはいけない。ゴミの問題もその一つである。日本は経済大国であると同時にアメリカ、ロシアに次ぐ世界第3位のゴミ大国でもある。

 日本のゴミの分別、リサイクルなどゴミ処理についてはドイツと並ぶ先進国だと思う。我が新潟市の分別はざっと数えて13分別になっており、住民はそれに整然と協力する。タイの山奥では分別なし、ベトナムハノイは2分別、NZも基本的には2分別である。

魚の4重包装
魚は4重の包装だ 諸外国に比べて日本のゴミの圧倒的な特徴はプラスチック、ペットボトル類の科学ゴミである。我が家の1週間のゴミの量がNZの1カ月分を確実に上回る。理由は明白で不必要な過剰包装である。魚、野菜、肉等全てがトレイに入れられ、ラップされている。

 古紙の回収率は昨年度で78%、ペットボトル66%、スチール缶85.1%、アルミ缶92.7%おそらく世界一だと思われる。喜ばしいことには違いないが、ドイツのゴミ処理には後れをとっている。プラスチックごみの量は一向に減らないという大問題がある。

 なぜ減らないのか。私たちは回収率を誇り、リサイクルに貢献していると安心していないか。実はリサイクル(特にアルミ缶やペットボトル)には膨大なエネルギーを浪費しているという。過剰包装を求めているのは消費者なのかスーパーなど小売り側なのか。

一番外側のラップは海外にない
海外のカップ麺はセロファンはない 実はドイツのゴミ処理はリサイクルが中心ではなく、リデユース、リユースが中心である。使い捨て商品を極力減らし、詰め替えやエコバックは今や常識である。それを消費者に求めるのではなく、メーカーや販売業者に義務付けることが日本と違うところである。

 独ではアルミ缶はほとんど見られない。逆に瓶への切り替えが進んでいる。洗って再度使うリユースである。日本でもビールや酒瓶は酒屋に持っていけば5円ほど戻ってくるが、独では全ての瓶である。91年に制定の法で包装廃棄物と再利用が企業に義務付けられた。

 日本ではゴミの回収が税金(2兆円)で行われているが、ドイツでは一銭の税も投入せず、全て企業負担である。だから、ほとんどの商品はむき出しであり、量り売りである。徹底して無駄を省くために瓶の形やサイズ一つでも企業間の協力が行われる。

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