• 海外赴任時の車の売却はJCM

お気に入り一覧 お気に入り登録 お気に入り解除

小学生の学用品、最新事情

 
 
 
 
ある日 娘が 学校から ルンルン♪しながら(古っ)帰ってきました。
片手に 小さなバッグを持って。
 
 
 
 
それが これ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 1
 
 
 
サイズは 横 22㎝ 高さ 12㎝ マチ 9㎝。
小型の ポーチです。
しかし れっきとした 学用品。
 
 
 
 
何だと 思います?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 裁縫箱 です。
 
 
 
 
いやぁ びっくりしました。
小学校5年生になり 家庭科の授業が 始まりました。
料理に裁縫があるということで 恒例の 裁縫セットの一括購入となったのですが 今や こうした ポーチ型が 主流の様子。
 
 
 
先生は 大人になっても使う大事な道具だから 飽きのこないデザインを選びましょうと言われたそうですが (デザインは8種類ぐらいありました) みんなキャラクターものに走っていたそうで キャラ物があまり好みでない娘は このデザインを選びました。 カタログよりも 実物の方が可愛くて 娘はとても 気に入ったようです。
 
 
 
中身は こんな感じです。
 
 
 
イメージ 2
 
 
 
 
シンプルかつ コンパクト。
 
 
 
ここで わたしは 語り始めずにはいられません。
 
 
 
えぇ。
 
 
 
 
世の母親たち 恒例のアレ です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お母さんの時代はね・・・・
 
 
 
我々の時代 (アラフォー世代) の家庭科といえば 
中学校で 女子のみが選択する教科でした。
男子は 技術。
ひたすら木を切って 変な 入れ物ばっかり作っていましたね。
 
 
一方の女子は 足踏みミシン(一部 電動ミシン)で 
パジャマや人形を作ったり、お料理をしたり。
 
 
まさに 性差別の権化のようなことをやっていたわけです。
 
 
 
しかし 現代では それもやっと変わったようで 
料理や裁縫は 人間として大切な ’生きる技術’ということで 
男子も裁縫道具を買い 全員で 家庭科の授業を受けるようです。
 
 
 
とても いい事だと思います。
アメリカには こういう授業が ないですからね。
 
 
 
それにしても 裁縫箱と言えば  私たちの時代でも やはり 学校での 一括購入でしたが デザインは 非常に限られたものでした。
 
 
 
 
クリーム色の 弁当箱のような 四角いボックスで、
選べるデザインは 3種類。
 
 
フタの柄が選べるというものでした。
 
 
それというのも・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
① 扇
 
② 鼓
 
③ 手毬
 
 
 
究極の選択・・・・。
 
 
一応、昭和50年代だったのに、
どんだけ 平安時代なデザイン?
 
 
 
わたしは 頭を抱えながら 結局 手毬を選んだように 思います。
 
 
 
卒業後も 裁縫道具は使っていましたが 中身だけ取り出して 
入れ物は もっとオシャレなものに変え 
箱は さっさと 捨ててしまいました。
その中身も いつしか 入れ替わり 今も 裁縫箱はありますが
さすがに 当時の道具は 残っていません。
 
 
 
ところが 世の中には 物持ちのよい方が いるんですね。
 
 
 
 
 
アメリカで 日本人の友達の家に 親子で遊びに行っていた時のこと。
子供のズボンのボタンが取れたので 
友達が 「針と糸、使う?」と持ってきてくれたのが 
あの 「平安 “扇” デザイン」の裁縫箱 そのものでした。
 
 
 
 
しかも 中身の道具には すべて 旧姓の名前入り。
 
 
 
思わず まだ 持っているの?? と すっとんきょうな声をあげましたが
「別に 捨てる機会もないじゃない?」と冷静に言われ 返す言葉がありませんでした。
 
 
 
 
アメリカで見た 衝撃の 超和風レトロ裁縫箱。
 
 
 
 
わたしは 残念ながら 裁縫箱自体は そのまま使い続けようとは思いませんでしたが、 家庭科の授業を通して 縫物の楽しさを教えてもらい それは 現在も 趣味として 続いています。
 
 
 
娘は この裁縫バッグを( もはや箱とは呼べないですね ) とても気に入ったようなので 手芸や料理の楽しさを学びつつ 道具も 末永く 使い続けてもらいたいものです。
 
 
 
 
なんてったって・・・・
 
 
 
待ち針一本一本にいたるまで 記名しなければいけないそうですから!!
 
 
 
デザインは変わっても やっぱり 記名地獄という文化は変わっていなかったのねと 物思いにふける 平成23年の春でした。
 
 
 
 
ついでに いい加減 縫物と母親の愛情の度合いを結びつける 日本独特の文化についても そろそろ 家庭科の授業を通して 見直してもらいたいと思っています。
 
 
 
 
 
 
↓↓↓↓
 
 
 
 

続きを読む

ブログ紹介

ニューヨーク駐在生活ありのまま

http://blogs.yahoo.co.jp/sabenukey

主婦ジャーナリストがホンネで綴るNY郊外の駐在生活。爆笑記事から泣ける記事まで アメリカと日本の「今」が分かります。

このブログの最新記事

これで漏れ無し!海外赴任前の準備方法

チャートとチェックリストを使って、
海外赴任前の準備項目を確認しながら情報を収集して準備に備えましょう!

海外赴任準備チェックリストを確認する

書籍版のご案内

海外赴任ガイド 到着から帰国まで

書籍版「海外赴任ガイド」は各種ノウハウや一目で分かりやすい「海外赴任準備チャート」などをコンパクトな一冊にまとめております。海外赴任への不安解消に繋がる道しるべとしてご活用ください。

書籍版の詳細

プログライターの方

海外赴任ブログを登録する

あなたのブログを登録してみましょう!

プログライターの方

海外赴任ガイドのSNS

Twitter アカウントをみる

たいせつにしますプライバシー 10520045