こんにちは。
津梁貿易の金城です。
前回に続き、今回もはアフリカの携帯電話について記事を書きます。
本日はアフリカの携帯電話を使った、
日本にはないビジネスをご紹介します。
(携帯で遊ぶマサイ族の青年たち)
アフリカの携帯電話はプリペイド式の携帯電話が一般的です。
町中のいたるところで携帯電話のプリペイドカードを売っているので、
それを購入し、そのカードに書かれている番号を
携帯電話に入力すれば通話可能になります。
(プリペイドカード販売所)
(プリペイドカード販売所)
面白いのは、その携帯電話にチャージした料金を
他の携帯電話に移すことができる点です。
例えば、
Aさんが1,000円分チャージした後、300円分をBさんにあげることができるのです。
その結果、
Aさんの携帯電話には700円分の通話料金が残り、
Bさんの携帯電話には300円分の通話料金が追加されます。
(電話中のスタッフ)
うちのスタッフもよく家族や友人に「通話料」をせびられています。
快くお金を送っている姿をみていると、
このシステムはとても浸透しており、何の抵抗も無く通話料の授受が行われていることがうかがえました。
また、携帯電話によるやり取りはこれだけではありません。
アフリカでは銀行口座を持っている人がまだまだ少なく、
携帯電話を使った送金方法もかなり浸透しています。
その方法とは、
日本のドコモやAUやソフトバンクのような通信会社の代理店に現金を持ち込み、
その現金を預け、指定した電話番号の人が受け取るようにもできます。
これはとても画期的で、支店の違う場合でも可能です。
(タンザニアにある携帯電話会社「Voda.com」の支店)
アフリカではこのように銀行の代わりに通信会社が
送金や受金の間に入っています。(小額ですが)
そのおかげで、地方にいる人と都市にいる人との間で
お金のやり取りがスムーズになっています。
特にタンザニアは都市部よりも地方の方が現金を持っているので、
通信会社はお金のやり取りと言う意味でもビジネス上欠かせない存在になっています。
アフリカでは日本のNTTのように住宅に電話線を引くことに対して必要性を感じている人は少ないです。
その代わりに携帯電話はストリートチルドレンでも持っています。
そのような土台があるので通信会社がどんどん力を持ち、
日本ではあまりなじみのないサービスまで始めたのではないでしょうか。
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