こんにちは。
津梁貿易の金城です。
前回はタンザニアでの物流、特に書類以外を送る際について記事を書きましたが、
今回はベナンでの書類以外の物流について書きたいと思います。
ベナンでの物流をお話しする前に、前提として知っておかなければならないことがあります。
それは、ベナン人(西アフリカ人)はタンザニア人(東アフリカ人)と比べて、
・社会情勢もあり、「他人を信用していない」
・国土が小さいので「人の往来が激しい」
このことを知っておいてください。
ベナンでは、書類以外の荷物を地方や他の国に送る際、基本的に自分で運びます。
郵便局やEMS/DHLはあるのですが、信用していません。
みんな口を揃えて、
「ちゃんと届くのかなぁ」
と言っています。
あ、誤解を招くといけないので書き足しますけど、
特にサービス上で大きな問題が起こっているわけでなく、
そういった問題を聞いたこともありません。
単純に食わず嫌いなんだと思います。
もし、そちらを利用する際には手続きなどは日本と同じなので説明は省きます。
それ以外で荷物を送る場合の方法として、
・自分で荷物を持っていく
・荷物を送りたい地方へ行く用事のある友人や親戚を探す
・自分の使用人や会社の部下を派遣する
この3つが考えられます。
1番上の自分で荷物を持っていく方法ですが、自家用車で荷物を持っていく方法のほかに、
トラックをレンタルしていく方法があります。
いずれにせよ、国内に荷物を運ぶ場合、車を数時間走らせると、国内のどこにでも
到着できるので、1番一般的な方法です。
もし、自家用車を持っていないなら友人や親戚に頼みます。
これは自家用車をもっていない年齢の人や、所得の低い人がよくやる方法です。
頼まれたほうも、「地方に行くときは当たり前」と言った感じなので、頼みやすいですよ。
最後に、使用人や部下に荷物を送ってもらう場合です。
私の場合はほとんどこの方法ですね。
会社を経営している人などは時間が無い人が多いので、このような方法をとっています。
この方法は、自動車などを送る場合もよく採用される方法です。
ベナンでは夜中、ナンバープレートの無い自動車が港から地方に向けて猛スピードで走っていきます。
これは1台あたり数百円で雇われた人が一晩で何台も目的地に自動車を届けるためです。
その車の事故も結構多いので危険です。
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