こんにちは。
津梁貿易の金城です。
今日は「ベナンの携帯事情」について触れてみたいと思います。
前回は電話料金のチャージの仕方について書きました。
今日は電話料金やサービスを紹介していきたいと思います。
日本も携帯電話が普及した当初は電話料金が高くて、
当時学生だった私も電話代を節約することが大きな課題でした。
今では「無料通話」が当たり前になり、そういった気もはらなくなりましたが、
当然アフリカはまだ「無料通話」とは程遠いところにいます。
いくら携帯電話の普及率が無視できないとは言え
アフリカの総人口と比べると持っている人はまだまだ少ない計算になります。
そういったところから、
きちんとビジネスを成り立たせるためにも通話料は高めで請求されます。
たとえば
今使用している回線がMTNなのでMTNで例をあげますが、
MTN同士の通話料は1分約10円です。
MTNから固定電話を含む他のキャリアに対しては1分約15円です。
結構高いですよね。
コカコーラが一本60円で飲める地域です。
そして一番安い食事が150円で食べれる地域です。
(アフリカでは子供も大人もコーラが大好き。)
どれだけ高いか理解していただけると思います。
またSMS(ショートメッセージ)はMTN同士だと1通約5円で、他のキャリアですと1通10円です。
(一食150円の食事例・・これはもうちょっとするかな?)
日本の「無料通話」の感覚で使っているとどんどんお金がなくなっちゃいます。
さて、
今度はアフリカならではの携帯電話を使ったサービスをご紹介します。
東アフリカでは携帯電話で支払いができる保険サービスは開始されましたが、
西アフリカではまだ登場していません。
その代わり、
携帯電話のSMSを使ってお金を送るシステムは存在します。
いわゆる、「携帯送金システム」とでもいいましょうか。
しかし、
この方法で送金した金額は電話料金として受信先に加算されるだけで、
お金として引き出すことはできません。
(こんな原始的な携帯電話でもお金を送信できる機能は搭載してます。)
ただ、最近モバイルマネーと呼ばれるサービスが開始されました。
そのサービスは携帯電話で口座を開き、
その口座を通して:
*預金の出入金
*送金・着金
*各種公共料金の支払い
*クレジット
が利用できます。
どんどん進化していく携帯電話はアフリカの人々の生活に
どんな変化をもたらすのか楽しみです。
~追伸~
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