話が少し前後してしまったが、Co-Opプログラムの続き。
これまでの話はこちら
Co-Opプログラム(その1) :CamosunCollegeCo-Opプログラムの流れ
Co-Opプログラム(その2) :レジュメ作成(Part1)
Co-Opプログラム(その3) :レジュメ作成(Part2)
Co-Opプログラム(その4) :カバーレター作成(Part1)
Co-Opプログラム(その5) :カバーレター作成(Part2)
Co-Opプログラム(その6):面接対策(Part1)
私がCo-Op準備プログラムを受けた時は、面接対策は3回のクラスに分けて行われた。
面接対策の1回目のクラスでは、面接で訊かれそうな質問をまとめるシートを渡され回答を各自作成してからロールプレイをした。これが意外に大変だった。自分のことをわかりやすく相手に伝えるのは日本語でも難しいことがあるのに、それを英語となるとどう書いてよいかわからない質問もけっこうあり、あまりシートを埋められないままロールプレイが始まった。
ロールプレイは3人で行われる。インタビューする側、される側、それにオブザーバーだ。オブザーバーはインタビューされる側の態度をチェックするのが役割だ。自分の態度や話し方をチェックされるのは照れるし、自分でも気がつかなかった癖を指摘されて恥ずかしいこともあったが、面接の時に気をつけることがわかったのは収穫だった。
次のクラスはグループ面接で、どちらかと言うとInformational Interviewに近く、CamosunへCo-Opプログラムのポジションを提供する企業(分野は様々だ)の人事担当を呼び、学生が数人のグループになり担当者と質疑応答するものだった。私のグループはキャリアチェンジのために学校に戻り未経験の業種を目指す30代と思われる人や移民がいたので、質問の内容もいかに仕事に結びつけることができそうか具体的でかつ真剣なものが多くかなり刺激を受けた。
そして面接最後のクラスはMock Interciew(模擬面接)だった。あるポジションに応募して書類選考が通り、担当者と面接することになったという前提だ。面接担当者には既に自分のレジュメが渡されていて、レジュメの出来もチェックし、アドバイスをしてもらえる。
このMock Interviewではロールプレイと同様に学生は面接される立場とオブザーバーでペアを組まされた。私のペアの相手はBenという20代前半くらいの男性だった。私は英語ネイティブであるBenがどんな面接をするのかとても興味がありじっくり観察させてもらったのだが、意外にも彼は途中で面接担当者の質問の意図から外れたことを言い始め収集がつかなくなってしまった。面接が一通り終わった後のレビューでも担当者から質問の意図を理解できなかったようね、と指摘されていた。
英語ネイティブでも質問の意味がわからないことがあるんだから英語が第二言語の私が質問に上手く答えられなくてもくよくよする必要ないじゃない?p(^-^)q
Benのおかげで緊張が取れたらしく、案外リラックスして面接を受けることができ比較的良い評価をもらうことができた。後はそれを本番で生かすだけだ。
続く・・・
(次回はCo-Opの学生が面接で訊かれそうな質問と、面接の注意点についての予定です)
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