春ってだけでなんだか嬉しくなってきます。
アメリカの冬は、厳しかった。
しかし、ようやく終わったようです。
私にとって今年の1~3月は本当につらかった。
それは第二子を授かり、つわりと闘っていたのが
-20℃の極寒の時期だったからです。
ちょうどその時、夫はヨーロッパに出張中
盗難事件に遭いパスポートを盗まれ
1ヶ月以上アメリカに帰ってくる事ができませんでした。
夫の留守中、私は雪かき・車の窓に張った氷取り
子供のプリスクールへの送り迎え、そして家事と
どんなに気持ち悪くてもこなさなくてはなりませんでした。
子供と遊んでいる途中にトイレに駆け込んだ事もありました。
夫がようやく帰って来てホっと一安心
つわりも軽くなってきたなーと思ったら
日本の震災。
衝撃的な映像や情報に
悲しいとも辛いともなんとも言えないような
気持ちになりました。
しかしインターネットを通して
日本に住む友達の生の声を聞く事ができて
元気が出ました。
それは私が想像するよりはるかに
前向きで美しいものだったからです。
非常事態だからこそ他人を思いやり
自分にできる事はないかと探し
そして実行する。
この考え方は日本人特有のものだそうです。
世界に誇れる財産だと思います。
忘れかけていた『和』の心を
取りもどしつつあるように見えました。
私の住む町は桜が咲き始めました。
お腹の子は安定期を迎えました。
今元気に動いているのを感じます。
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