皆さんこんにちは、ブリスベン支店の Izzy です。
さて先週、先々週の2週に渡り、日本がクルマや資源、食糧などの貿易を
通じて世界の国々とつながっている話をしました。 今週はその延長で、
オーストラリアの貿易収支についてお話ししたいと思います。
ところで貿易収支ってなんでしたっけ?
そうです、その通りっ! 輸出(額)と輸入(額)の差ですよね。
輸出(額)が多く、輸入(額)が少なければ 貿易黒字。
逆に輸入(額)が多く、輸出(額)が少なければ 貿易赤字 となる訳です。
オーストラリア政府は先日、今年1月の貿易収支が18億7500万ドルの
黒字だったと発表しました。その内訳は
輸出: 236億3900万ドル
輸入: 217億6400万ドル
差額: 18億7500万ドル(貿易黒字)
昨年4月から10ヶ月連続で黒字を維持しているということです(お見事!)。
1月にQLD州で起きた洪水で石炭などの輸出量は減ったものの、
これを単価上昇で相殺したかたちになったようです。
赤字よりは黒字の方がいいですね。 でも、国家間の貿易という面では、
極度の黒字や赤字はトラブルの原因になります。
かつて日本はクルマや精密機器、家電などを世界中に輸出し、
経済成長をなしとげました。 「技術立国ニッポン」 は、しかし一方で巨額の
貿易黒字を生み出し、一部から非難されたのも事実です。
何事もほどほどがいいということなんでしょうか?
皆さんのお財布はどんな感じでしょうか?
黒字ですか?赤字ですか?
こればっかりは、巨額の黒字にしたいですねー。
Izzy