20年以上前、イギリスの公立小学校へ子ども達が通っていました。
お昼は、お弁当 (packed lunch)でも給食(school dinner)
どちらを選んでもよく、school dinner を食べたい場合は
週のはじめに1週間分の給食代を封筒に入れて持っていくと、
その週は給食が食べられるというシステムでした。
日本のように一律皆同じものを食べるのではなく、カフェテリア
のように好きなものを選べるとのことでした。「同じもの」では
なく「選べる」ところは欧米式ですが、どんなものが出ているか
聞くと、どうもフィッシュフィンガー、ポテトフライ、簡素な
サンドウィッチと冷凍物のファストフードのようなものが出て
いるとのこと。
一般のイギリス人は食に関してあまり関心が無く、家庭でも
子ども達には栄養も考えずにたいしたものを食べさせていなくて
それなのにどうして大人になるとあんなに体格がよくなるのか
不思議でした。
ジェイミーオリバーはそんなイギリスの食の状況に新しい風を
起こした活動に取り組んでいる料理人です。
去年イギリスに行った時、Queensway のhigh street(メイン
の商店街)でたまたま見つけた Jaimie Oliver's Shopです。
調理器具や食材を売ってますが、調理実習エリアが店の真ん中に
あり、ちょうど子ども達のレッスンが行われていました。
ジェイミーオリバー(Wikipedia より)
イギリスの公立学校にて学校給食改善運動に取り組む。ジャンク
フードが主流となった子どもたちの食生活を変えるべく、安価で
ヘルシーなレシピの考案、調理師たちのトレーニング、子供たち
への「食育」活動、給食予算増額のための陳情など、総合的な
給食改善活動を展開。その後、アメリカ合衆国各地をめぐり
「食育改革」に取り組んでいる。
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