昨晩は、「現代、最も偉大なヴァイオリニスト」イツァーク・パールマン(Itzhak Perlman)のコンサートへ行って参りました。シーズンチケットを購入したサラ・サンパウロのコンサートの最終回です。これはどうしても見逃せない!と、ベビーシッターに頼み込んで行って来たのです。いやあ、その甲斐ありました。小さなバイオリンを優雅に軽々と扱っているのに、いろいろな音色が響き渡ります。
Rohan De Silvaというスリランカのピアニストとの共演で、モーツァルト、シュトラウス、ドビュッシーのソナタが演奏されました。どれも素敵でしたが、後半のパールマン氏自身が自分の十八番を紹介しながら演奏して行くパートが格別でした。チャイコフスキー、ガーシュインのポギー&ベスから"It Ain't Necessarily So"(だったはず)、ハンガリー舞踊曲など盛りだくさん。アンコールでは、グラミー受賞の「シンドラーのリスト」の楽曲も披露。
演奏はもちろん、サラ・サンパウロに来る度、「クラッシクの奏者だって少しはしゃべればいいのに。挨拶ぐらいいいじゃない?」と思っている私としては、冗談まじりに、楽しげに自分の弾く曲を語るパールマン氏のパフォーマンスは、とても楽しかったです。教育者としても知られている、というのも納得。ジュリアードでの彼の授業は、きっとすごく楽しいんだろうなあ。ちなみに彼は「僕の生徒は練習し過ぎ」とチャーリー・ローズのインタビューで漏らしていたとか・・・そりゃジュリアード入って、パールマンの前で弾くなら練習するって・・・
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