こんにちは。先週でサンパウロファッションウィーク(SPFW)も終了し、だいぶ落ち着いて来たところです。いやあ、あんなに楽しみにしていたのに、最終日は終わる事が嬉しいなんて、まあ勝手なものですね。服だって、木曜の晩のオープニングパーティーは、ヘルムート・ラングのシルクだったのに、毎日価格ダウンし5日目には、ユニクロジーンズまで落ち込む体たらくぶり。・・・他にも今回は、自分の浅はかさにいろいろ気が付きました。
SPFWの会場は、関係者&招待客しか入場できないため、入り口付近には、入りたくても入れないファッション大好きな若者がどうにか潜り込もうとたむろしております。そこを、「インターナショナルプレス」のパスで入れるのはかなり気持ちがいいものです(特権〜♪って)。ところが、日が経つと、もう入れるのは当たり前ってな気になるんですね、これが。で、いい席に座ってショウを見たくなるわけです。SPFWは、金、土、日、月、火、水、というスケジュールなんですが、最初の3日(週末)に注目が集まりがちです。つまり、月曜以降は、メディアの数も多少減少し、それまでVOUGUEなど著名どころが陣取っていたランウェイ終点のピット席なんかにも座らせてもらえるようになるのです。で、1回座っちゃうとやっぱりこっちが良くて、普通の席だとちょっと不満にまで思っちゃうのです。怖い・・・。
あと、あれです。会場内では、おしゃれさんのスナップを撮るカメラマンがかなりいるのですが、ちょっと声をかけられたい、とか思っちゃうもんですね。だいたい、ここしばらく服を選ぶ基準が(1)授乳ができる(2)丸洗いできる(3)出産後の体型を隠す、っちゅうアタシにゃあ厚かましいってもんですが。でも、ピット席にいると撮らせて下さ〜いってのが来たりして。勘違いに拍車がかかったりして。いやあ、怖い、怖い。
そんなことより、ショウですかね、みなさん興味があるのは。私が好きだったのは、Neon、Osklen、Maria Bonita、Fernnda Yamamotoあたりでしょうか。スタンディングオベーションになっていたショウはどれもユーモアを感じさせるものでした。他の国のコレクションを見た事はないのですが、ブラジルでは「ユーモア」がないとダメなのかもしれません。
こちら、アパレルウェブ内に特集があるので、良ければ見て下さい。また、スナップなんかは、アパログ内です。
SPFW 2011冬:http://www.apparel-web.com/collection/2011aw/saopaulo/
「ブラジル ファッション日誌」:http://www.apalog.com/brazilfashion/
最後に見られなかったショウで、気になったのがあるのでご紹介。大御所グロリア・コエリョ(Gloria Coelho)は、「ポケモン」がインスピレーションというのですが・・・どうでしょう?(下記写真はUOLより)
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