こんにちは。エデュ子です。
さて、今月の半ばくらいに語学学校を管理する機関であるEnglish UKより発表された
「Tier4ビザで語学学校に通う生徒の英語レベルの引き下げ」
ですが、
いつ、Home Offficeから正式発表になるのか、と今か今か、、と待っていたのですが、、、
本日、7月23日付けでまた、Tier4ビザのポリシーガイダンスが新しくなりました。
よく目を通してみたら、、上記の語学レベルに関してが、、
「B2」
という比較的高いレベルが必要、と変更になっていません。
「これまでのレベルであったB2に戻します」
と発表されているのは、言葉が変では??もしやミスプリ?とすら思ってしまいましたが、
ふたをあけたら、これでよいのだそうです。
・・・・・???
ご存知ない方々のために、順番に説明をしますと、
語学学校に通う生徒でTier4ビザの取得が必要な方は、昔は、Common European Framework of Reference for Languages (CEFR) と言うカテゴリーの 「A2」という、初級レベルがあればよかったのですが、
ある時から、「B2」という中級レベルくらいに引き上げられました。
つまり、「英語を勉強するには、すでに英語ができないとだめ」
という状態。
それは、道理が合わないでしょう!ということで、
各種語学学校や、English UKなどが力をあわせて裁判を起こし、
レベルの引き上げは、不法に行われた、という訴訟を、Home Officeに対して行ったのです。
そうしましたら、7月10日あたりに、English UK側が裁判に勝ち、
英語が初級の人でも英語を勉強しにこれるようになった、というめでたいストーリーだったのですが、
今日変更されたポリシーを読むと、「B2」のまま。
意味がわからない・・と思ったエデュ子は、English UKに問い合わせをしました
そして判明したことは・・
なんと、7月10日に発表された、A2への引き下げの直後に、もしくはそれと同時に、
Home Officeは、英語レベルをB2に引き上げたい、という合法的な処置をしていたようで、
結局本日7月23日付けで、やっぱりB2に戻った、という事。
つまり、「これまでのレベルであったB2に戻します」
が正しいのだとか・・・。
結局のところ、ニュースを追っていなかった人達に関しては、
これまでと変わらず・・なのですが、
A2に引き下げられるんだろう、と思って、心待ちにしていた人たち(エデュ子含む)にとっては、
相当がっくりくるニュースでした。
ちなみに、英語がB2のレベルとは、
IELTS で5.0-6.0、TOEICで650-800
に値します。
現時点では、学校にもよりますが、現在、B1レベルを終了している、という証明ができれば、
次にB2レベルからの勉強ができる、ということで、Tier4の取得が可能になるようです。
というわけで、B1レベルの目安は、大まかに言って、
IELTSで4.0、TOEICで550
です。
今日入ったばかりの、ホットなニュースをエデュ子がお伝えしました。